月が欲しいと泣いている
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少年は目を開けた
ココは…
ある人は問うた
主よ、貴殿はどうする
どちらか一方しか助けられないとき、家族を助けるか恋人を助けるか
少年は答えた
そんなん選べへんよ
ある人は言った
そこに正義など存在しない
しかしどちらか必ず選ばなくちゃならない時がいつか来る
あらゆる残酷な空想に耐えておけ
現実は突然無慈悲になるものだから
別れ道は絶対に来るのだから
少年はまた目を閉じた