月が欲しいと泣いている
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五番隊隊舎にまた厄介な奴がやってきよった
新しく12番隊長になったこいつはへらへらと笑いながら恒例となってきた言葉を言う
「頼みますよ、平子サーーン」
「いやや」
「お願いッス一生のお願い!!」
「お前のとこのちびっ子枠にはひよ里がおるやろ」
「そんなこと言ったらそちらは市丸3番席がいるじゃないッスかー!」
「アホ、だからじゃボケ!
アイツおらんなったら誰があのがきんちょの面倒見んねん!それに、お前んとこの3番席きっしょいねん!!あんなんとおったらたぬきが変な病気になるわ」
「マユリさんはそんな人じゃないッスよー
それに病気にかかったら僕が責任を持って直しますから」
「余計怖いわ!!」
いつからかは知らんけどたぬきと特別仲のいいらしいこいつは今日も今日とて引き抜きにやってくる
ええ加減せぇ!仕事しろ!仕事!!
「なんやまた12番隊隊長はんやっとるん?」
『うん』
「もういい加減諦めたらよろしいのに
たぬきが入隊してから何回目やねん
いくら言ってもたぬきが移隊するの隊長はんが首振るわけないって」
「お願いッス!
たぬきには3番席…はちょっと難しいッスけど…4番席でしたらすぐに昇格っ」
「あかん、たぬきはもう5番隊の4番席昇格受理してもうたから」
コレが面倒くさくなって、なんて事はなく
がきんちょの面倒を見させるため、なんて事でもなく
キチンとした実力でたぬきは4番席になったんやで
とたぬきにも聞こえるように言う
『ぇえ!?』
「やったやん!たぬき!」
「やりましたねー、今晩はご馳走ッスね!」
ついさっきっまでヤイヤイ言うてたやつが
たぬきの手を握って踊るように喜んでいた
隊舎にいた者たちにも聞こえたらしく
あちこちからおめでとうという祝言が聞こえる
まぁ、みんな可愛がっとったしな
人のこと言えんくらい自分もやったけど
あの2人の圧に押されながらも
頬を染め喜ぶたぬきに口元が緩む
おい、お前の子ぉなかなかやるやないか
なんも心配いらへんから、そっちでゴリラ女が暴れんようしっかり押さえつけとけよ
新しく12番隊長になったこいつはへらへらと笑いながら恒例となってきた言葉を言う
「頼みますよ、平子サーーン」
「いやや」
「お願いッス一生のお願い!!」
「お前のとこのちびっ子枠にはひよ里がおるやろ」
「そんなこと言ったらそちらは市丸3番席がいるじゃないッスかー!」
「アホ、だからじゃボケ!
アイツおらんなったら誰があのがきんちょの面倒見んねん!それに、お前んとこの3番席きっしょいねん!!あんなんとおったらたぬきが変な病気になるわ」
「マユリさんはそんな人じゃないッスよー
それに病気にかかったら僕が責任を持って直しますから」
「余計怖いわ!!」
いつからかは知らんけどたぬきと特別仲のいいらしいこいつは今日も今日とて引き抜きにやってくる
ええ加減せぇ!仕事しろ!仕事!!
「なんやまた12番隊隊長はんやっとるん?」
『うん』
「もういい加減諦めたらよろしいのに
たぬきが入隊してから何回目やねん
いくら言ってもたぬきが移隊するの隊長はんが首振るわけないって」
「お願いッス!
たぬきには3番席…はちょっと難しいッスけど…4番席でしたらすぐに昇格っ」
「あかん、たぬきはもう5番隊の4番席昇格受理してもうたから」
コレが面倒くさくなって、なんて事はなく
がきんちょの面倒を見させるため、なんて事でもなく
キチンとした実力でたぬきは4番席になったんやで
とたぬきにも聞こえるように言う
『ぇえ!?』
「やったやん!たぬき!」
「やりましたねー、今晩はご馳走ッスね!」
ついさっきっまでヤイヤイ言うてたやつが
たぬきの手を握って踊るように喜んでいた
隊舎にいた者たちにも聞こえたらしく
あちこちからおめでとうという祝言が聞こえる
まぁ、みんな可愛がっとったしな
人のこと言えんくらい自分もやったけど
あの2人の圧に押されながらも
頬を染め喜ぶたぬきに口元が緩む
おい、お前の子ぉなかなかやるやないか
なんも心配いらへんから、そっちでゴリラ女が暴れんようしっかり押さえつけとけよ