月が欲しいと泣いている
change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
決算期とはどこも忙しいもので五番隊は書類に追われる
外は散歩日和
だが、そんなことに目を向ける者はそこには1人もいなかった
五番隊はどうもサボり癖のあるものが複数名いる
しかも一癖も二癖もあるものばかりで、長もその1人だと言うのだからどうしようもない
「おい!ギンはどこや!!あいつまたサボりよったな!!あいつがおらんと俺がサボれんやないか!!」
しかしどこにでも上には上がいるらしく
数年前に入ってきた真央霊術院を1年で卒業した天才は上司に仕事を押し付け、今日も何処かへ出掛けているらしい
「副隊長どうしましょう…」
「全く隊長にも困ったもんだ…君、急いで市丸3番席を探してきてくれないか?」
荒ぶる上司と戸惑う部下に大きくため息をつくのは演技でもなんでもない本心からだと感じる
「3番席なら今たぬきちゃんが探しにいったのですぐ戻ると思います!」
「あぁもこもこくんが…」
「あんな天才が二人もいるなんて五番隊も安心ですよね!市丸3番席もたぬきちゃんととても仲良しで!こないだなんか2人でお花見してましたよ!!」
「ほぅ、ギンと」
「副隊長?」
「いや仲がよいことはいいと思ってね
ギンにも同世代の子がいて…良かったよ」
そう
仲が良いことはいい
情が深ければ深いほど
使えるものはないのだから…
外は散歩日和
だが、そんなことに目を向ける者はそこには1人もいなかった
五番隊はどうもサボり癖のあるものが複数名いる
しかも一癖も二癖もあるものばかりで、長もその1人だと言うのだからどうしようもない
「おい!ギンはどこや!!あいつまたサボりよったな!!あいつがおらんと俺がサボれんやないか!!」
しかしどこにでも上には上がいるらしく
数年前に入ってきた真央霊術院を1年で卒業した天才は上司に仕事を押し付け、今日も何処かへ出掛けているらしい
「副隊長どうしましょう…」
「全く隊長にも困ったもんだ…君、急いで市丸3番席を探してきてくれないか?」
荒ぶる上司と戸惑う部下に大きくため息をつくのは演技でもなんでもない本心からだと感じる
「3番席なら今たぬきちゃんが探しにいったのですぐ戻ると思います!」
「あぁもこもこくんが…」
「あんな天才が二人もいるなんて五番隊も安心ですよね!市丸3番席もたぬきちゃんととても仲良しで!こないだなんか2人でお花見してましたよ!!」
「ほぅ、ギンと」
「副隊長?」
「いや仲がよいことはいいと思ってね
ギンにも同世代の子がいて…良かったよ」
そう
仲が良いことはいい
情が深ければ深いほど
使えるものはないのだから…