月が欲しいと泣いている
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きゃーきゃーと女の子たちに囲まれるギンを見るのは真央霊術院からだった
あいも変わらずギンは人気者だ
「たぬき、この後空いとる?」
『この後ですか?』
「おう、ひよ里たちと飲みいこってなってな」
チラリとギンの方を見て、しばらく考えてこくこくと頷いた
『はい!』
「よっしゃ!」
『…くしゅんッ』
「なんだ風邪か?」
『いえ大丈夫です、六車隊長』
声をかけてきたのは、たっちゃんが入隊した9番隊隊長の六車隊長だった
たいちょーとは違いたくましい体つき
たっちゃんが敬うのもわかる
「おうおう、9番隊隊長自ら何の用でっか」
「なにって、お前がたらたら仕事してるからだろーが!もう約束の時間だ、ばか!」
「なにっ!?バカって言うた!バカって!!」
「そっちか!」
約束の時間も把握していなかったたいちょーに六車隊長に青筋がたつ
こんな時間から約束なんて普通はしない
「なんや、あのがきんちょ一丁前ににゃんにゃんしとんのか」
『猿柿副隊長』
きゃーきゃーと声のする方を見ながら
六車隊長に続き猿柿副隊長までやってきた
…今日の飲みの参加者は一体どんな人たちなんだろうか
聞いてから頷けばよかったと少し後悔
緊張するかも…
「おい、たぬき!ウチのことはひよ里先輩と呼べと言うたやろが!」
『すっすみませんッ』
「なんだお前、今度はなににハマったんだよ」
「お前の趣味を俺の部下に押し付けてくんのやめてぇ」
「なんやと!たぬきも喜んでやりたい言うたよな!」
『はっ、はい!喜んで!!』
「いや、完全に言わせとるやないかい」
はぁとため息をしながら立ち上がり準備をし始めるたいちょー
「なにボーッとつったっとんねん
羅武たちも待っとるみたいやし飲みくで」
『えっでもたいちょー、まだ書類が』
「そんなもん惣右介にやらしとけばええねん
ええかたぬき、人は時に仕事を投げ出してでもやらなあかん大切なことがあんねん」
「最低だな」
「クズの鏡やな」
たいちょーのこの人脈の広さに
私の知り合いもどんどん増えるのであった
そして
次の日二日酔いでたいちょーが愛染副隊長にこっ酷く怒られるのはまた別の話
あいも変わらずギンは人気者だ
「たぬき、この後空いとる?」
『この後ですか?』
「おう、ひよ里たちと飲みいこってなってな」
チラリとギンの方を見て、しばらく考えてこくこくと頷いた
『はい!』
「よっしゃ!」
『…くしゅんッ』
「なんだ風邪か?」
『いえ大丈夫です、六車隊長』
声をかけてきたのは、たっちゃんが入隊した9番隊隊長の六車隊長だった
たいちょーとは違いたくましい体つき
たっちゃんが敬うのもわかる
「おうおう、9番隊隊長自ら何の用でっか」
「なにって、お前がたらたら仕事してるからだろーが!もう約束の時間だ、ばか!」
「なにっ!?バカって言うた!バカって!!」
「そっちか!」
約束の時間も把握していなかったたいちょーに六車隊長に青筋がたつ
こんな時間から約束なんて普通はしない
「なんや、あのがきんちょ一丁前ににゃんにゃんしとんのか」
『猿柿副隊長』
きゃーきゃーと声のする方を見ながら
六車隊長に続き猿柿副隊長までやってきた
…今日の飲みの参加者は一体どんな人たちなんだろうか
聞いてから頷けばよかったと少し後悔
緊張するかも…
「おい、たぬき!ウチのことはひよ里先輩と呼べと言うたやろが!」
『すっすみませんッ』
「なんだお前、今度はなににハマったんだよ」
「お前の趣味を俺の部下に押し付けてくんのやめてぇ」
「なんやと!たぬきも喜んでやりたい言うたよな!」
『はっ、はい!喜んで!!』
「いや、完全に言わせとるやないかい」
はぁとため息をしながら立ち上がり準備をし始めるたいちょー
「なにボーッとつったっとんねん
羅武たちも待っとるみたいやし飲みくで」
『えっでもたいちょー、まだ書類が』
「そんなもん惣右介にやらしとけばええねん
ええかたぬき、人は時に仕事を投げ出してでもやらなあかん大切なことがあんねん」
「最低だな」
「クズの鏡やな」
たいちょーのこの人脈の広さに
私の知り合いもどんどん増えるのであった
そして
次の日二日酔いでたいちょーが愛染副隊長にこっ酷く怒られるのはまた別の話