Love is …
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迂闊なことをしてしまったとたぬきは思った
知らない土地で、老人とはいえ知らない男性についてきたのだ
もしかして、このまま…
最悪のパターンが脳をよぎった
「はい、どうぞ」
湯気がたったココアがだされた
にこにこと微笑む顔はどうも悪人と思えず
『ども』
行為を無下にも出来ずゆっくりと口にもっていく
一口飲むと、冷えた体に隅々まで行き渡る気がした
『っ…っ…ううっ』
涙が出てきた
不思議だ
さっきまでそんな感情なかったのに
泣くたぬきの背中を男性は優しく撫でた
「私は君に何があったか知らない
でも、もし行くところがないのならうちにこないかい」
『えっ!?』
予想していなかった言葉にたぬきは顔を男性に向ける
「もちろん、この喫茶で働いてもらうよ」
満面の笑みでウィンクをした男性は幾分か若く見えた
たぬきは何回も頷いた
The crash of the whole solar and stellar systems could only kill you once.
太陽系と星のすべてが壊れても、君が死ぬのは1度きりだ。
少女は2度目の人生を歩き出した