Love is …
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主役の別れが繰り広げられる部屋の隅
ここでも音立てぬ静かな別れがあった
「姉さんのときも同じことが出来れば良かったのだけど…」
「君はなにも悪くないさ
彼だって彼女だって、自分が決めた道を悔やむような人じゃあない」
「…そうね
帰ったら姉さんのお墓に行くわ…怖くて行けなかったけど、あの2人を見てたら居ても立っても居られないもの」
「おや、もう帰るのかい?せっかく君の好きなココアを用意していたのに」
「また飲みに行くわ。あなたのココアは世界一だもの」
「ぁあ、いつでも待っているよ」
「やっぱりあなたは変わらないわ
いつ帰ってくるかわからない女を待っているだなんて、変な人ね」
「でも嫌いじゃないだろ?」
「もちろん」
側から見れば、本当に別れなのかとまた会う気があるのかと疑うような日常的な会話に思える
「局長!お待たせしました!行きますよ!
あ、アンジェロ…」
「マーレ、お転婆なのはいいですが、
ちゃんと相手のことを思いやるんですよ。あと…」
「 むー、わかってるもん!!」
「マーレ、迷惑かけないように…立派なレディーになるんですよ」
「大丈夫!局長も超えるレディーになるから!!」
「へぇ、それなら戻り次第”特訓“頑張らないとねぇ」
「!!きょ、局長ほら行きますよ!とっつぁんが待ってますから」
「はいはい…じゃあ」
「ええ」
「「Tiamo」」
それはいっときの別れ
今までと変わらない
アンジェロにはいつだって暖かなココアの準備は出来ているのだから
One is not born, but rather becomes, a woman.
With love one can live even without happiness.
人間には、愛がありさえすれば、幸福なんかなくったって、結構生きていけるものである
君に出会えた、それだけで幸せだった