Love is …
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『うわっ、埃すごっ』
どこにでもいる女性だった
いや、少女といったほうがしっくりくるのかもしれない
先日、祖母を亡くした
眠るように
そして笑っていた
きっと幸せだったのだろう
そのせいか、少女はあまり落ち込んではいないようだった
『おばあちゃん、倉庫掃除してなかったのかなー?』
思い出がつまった家を
大好きだった祖母の遺品を片付けていた
子供のころ遊んだきり入っていない倉庫
埃をかぶり、そこだけ刻が止まったようだった
『よいっしょ』
祖母の趣味だろうか
ジャンルを問わない大小様々なモノが乱雑に置かれていた
『うっ、まぶしッ』
散らかっている床を慎重に進みやっとのおもいで窓をあけると眩しいほどの光がはいってきた
空中に舞い上がった埃が、差し込んだ光を反射して輝いている
『よしっ、掃除しますか』
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