Love is …
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『(あれ?今、舌打ち…)』
が聞こえたような…
たぬきの中では、完全に王子様のように優しさあふれる男性のツナから悪魔のような舌打ちはありえない
彼の家庭教師に言わせれば、悪魔なんて可愛いものだということはたぬき知らない
「……もう少しだったのに」
先程まで、優しかったツナ
今は打って変わって悪魔
「ダメツナがグダグダやってんじゃねーぞ!
まどろっこしい真似しやがって」
『えっ?えっ!?』
ツナのいきなりの変わり様に驚きを隠せないたぬき
「やはり、ボンゴレは危険ですね」
「やだなぁ、安全の間違えじゃないですか?」
『ツナさんが……黒い』
アンジェロさんと同じ
「貴方が一番危険そうです
もうこれ以上、ここにいたらたぬきが汚されてしまう」
「俺がばい菌のようですね」
「ばい菌だなんて…
毒物の間違いですよ」
ニコッと効果音がつく勢いの笑顔と共に懐から黒い物体Xをとりだした
「「『!!!』」」
パンっ
耳を劈くような音とともに部屋は煙で充満した
『!!、うわっ』
「たぬき!!」
視界が真っ黒に染まる中、浮遊感を感じるたぬき
煙が晴れるとアンジェロはたぬきを抱え、窓のふちに足をかけていた
『!!、アンジェロさん!3階です!ここ3階!!』
「それでは、Addio」
『ひゃぁぁぁ』
Ignorance is bliss.
知らないことは無常の幸せである
知ってしまった少女は逃げられない