Love is …
change name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
見たこともないような豪華な部屋
それはそれはお伽の話の中のように煌びやかだった
「紅茶でよかったかな?」
たぬきが、目を覚ますと目の前には先程の男性がたたずんでいた
寝起きで何も理解していないたぬきは、言われるがままにされるがままに大きな大きなソファーに座らされ、テーブルには紅茶が置かれた
前のソファーに優雅に座る男性
どこかで会っただろうか
たぬきは思い出そうとしたが、頭の隅がモヤモヤとしてヅキリと痛みを感じた
寝起きだからだろうか
緊張のせいだろうか
体も心のこの状況に追いついていない
『あのっ、どこかで会いましたでしょうか?』
なるべく丁寧に、慎重に
自分の心を落ち着かせるように喋る
「あぁ、そういえばまだ名乗ってなかったね」
終始笑顔でたぬきを見て話す男性
なぜ、なぜ
この人はそんな目で私を見つめるのか
たぬきのハテナマークは増える一方である
男性は口を開き話そうとする
バーーーーーーーーーーン
「十代目!帰っていらしたんですね!!」
「……隼人」
『……増えちゃった』
目の前の男性だけでも、頭はショートしそうなのに