Love is …
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SIDE VONGOLA
「見つからない」
ボンゴレのボスである沢田綱吉は頭を抱えていた
先日のパーティーの女が見つからないのだ
どこをどう探してもだ
出てくるのは、生年月日、生い立ち、家族構成
肝心の居場所が突き止めれない
「なぜだ?
まるで、情報を操られてる」
断片的に分かる情報
すべて見せられている
つかんだ情報も本物かも怪しい
まるでボンゴレを軽視しているようにすら見える
「何者なんだ、あの女
ボンゴレ相手にここまで」
「おい、仕事しやがれ」
「……今からやるよ」
大量の書類とともに現れたリボーン
「まだ見つかんねーのか、シンデレラは」
「うるさいなぁ」
「あん時、俺の言う通り追いかけておけば話は早かったのにな」
「そんな事言うならリボーン、お前も手伝え」
「無理だな」
即答するリボーン
あのパーティーの情報を懸命に集めるツナに対して、全く何もしていない
いつも、今のようにちょっかいをかけるだけ
そう、何もしていない
なにも言ってないのだ
あの夜見かけた二人の女性のことも
「まっがんばれよ、ツナ」
言葉とは反対に顔は完全にツナを見下していた
去っていくリボーンの背中を睨みつけツナは山積みにされた書類に手をつけた