Love is …
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カオスとは、このことだろうか
「ししっ、お前マヂで殺してぇ~」
「先輩、短気だからモテないんですよー」
「うるせぇ」
グサ
「この前の女もー」
グサグサ
「あれは臭かったから殺っちまっただけだし」
目の前の出来事にたぬきは混乱していた
前髪の長い男性と……カエル?
前髪の長い男が、カエルの被り物をした男の背中にはナイフが容赦なく刺している
これは止めた方がいいのだろうか
「すいません、おかわりをー」
刺された本人は全く痛がる様子はない
『あっ、はい!』
「てめぇ無視してんじゃねーよ」
「ベルさん、そこいらにしといてもらいますか
こっちも商売ですので」
慣れたように言うアンジェロ
きっと、何回もこのようなことがあっただろう
「商売ねー
ししっ、客なんか俺ら以外いねーじゃん」
前髪の長い男…ベルが言うとおり喫茶には2人以外誰もいない
『おまたせしました』
「………ジー」
『あっあのっ、できたのですが』
「………ジー」
注文されたものを持っていったが、カエルの被り物をした男性…フランはジッとたぬきの方を見ている
『あっあのっ!』
「………ジー」
「フラン君、たぬきさんが困っているので」
「アンジェロ、誰ですかーこの人?」
「あっ、それ俺も気になってた」
二人の視線がたぬきへ注がれる
「たぬきさんです
この間から住み込みで働いてもらっているんです」
『どっどうもっ!』
「ししっ、なかなか可愛いじゃん」
「えっ!先輩、この前の女もッ」
グサッ
「…いたい」
「おい、刺さったら死ねよ」
「………あっ!」
「また俺の話無視しやがって」
「先輩あれですよあれ」
「いやどれだよ」
「いや、だからあ「だからどれだよ」
「被せないでくださいよ
そんなんだから、この前の女も」
グサッ
「しつけーんだよ、テメェ!!」
全く進まない話にたぬきはまるで新手のコントでも見せられてる気分になった