Love is …
change name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お帰りなさい、早かったですね
どうぞ、ココアです
落ち着きますよ
熱いので気をつけてくださいね」
『ありがとうございます』
あの後急ぎ足で帰ったたぬき
現場は、流石ボンゴレとも言うべきか抜けた時にはすでに落ち着きを取り戻そうとしていた
すぐに抜け出してよかった
マーレは自宅へと帰った
アンジェロのいれたココアが身に染みた
『アンジェロさん』
「はい?」
『今日、戦ってきました』
「はい」
『最初は無意識で』
「はい」
『殺ったのかもしれません』
「…はい」
『その時の感触がまだ残ってます』
「……」
『でも、後悔はしてません
そうしないと、マーレを救えなかったから』
「…………」
『アンジェロさん』
「……はい」
『私、強くなりたいです
もっと、もっと…』
アンジェロにはわからない
たぬきの心境の変化
しかし、アンジェロはたぬきの目に宿る光を見て笑った
「大変だったでしょう
相手は大人数でしたし」
『本当に…ってなんでそんなことアンジェロさんが知ってるんですか!?』
「ホホッ、夜も遅いですし寝ますか
いやぁ、たぬきさんがあんなに…」
『あっ、やっぱり!!
しかも、今誤魔化そうとしましたね!!』
アンジェロはちらりとカウンターの写真立てをみて小さく微笑んだ
「お転婆なところは君にそっくりだね…」
You cannot change your destination overnight, but you can change your direction overnight.
運命を一夜で変えることはできないが、あなたが進む方向は、一夜で変えられる。
少女は修羅の道を選択した