Love is …
change name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『あのー、マーレ…
私、やっぱり帰った方が』
無理矢理着せられたスーツは、見た目とは裏腹に動きやすくいつ知ったのかサイズまでぴったりであった
しかし、普段着慣れないから着心地に違和感がある
そして、目の前にそびえ立つ子供ころ読んだ物語にでてきた城を思い起こさせるパーティー会場
ついこの間まで、お茶の間でズズッとお茶をすすっていたたぬきは場違いな気がしてたまらなかった
「大丈夫よ
スーツも似合ってるし
誰も怪しんだりしないわ」
『でも…』
「でももへったくれもないの
安心して、別にボンゴレにあいさつに行こうって訳じゃないんだから」
『へっ?行かないの?』
「当たり前じゃない
今日のパーティは盛大なのよ?
私たちのような、小さいマフィアまで相手してたら足が8本あっても回りきれないわ
あいさつするのは、お偉いさんとこから
小さいとこは小さいとこと
大きいとこは大きいとこと
私たちなんて、呼ばれただけで奇跡よ」
『へぇ、そうなんだ』
嬉しいような、残念なような
心のどこかで、キャラに会って見たかったらしい
「さぁ、行くわよたぬき
あなたは背筋伸ばして私の隣にいればいいのよ」