Love is …
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『うっ動かない…』
アンジェロは言葉の通り丸一日ねっちょりとたぬきを鍛えた
そのせいでたぬきは体がボロボロになり、ベットから動けないでいた
『私…一般人なのに…』
唯一動く口から出る言葉は愚痴ばかりであった
コンコンッ
「たぬきさん起きていますか」
『アンジェロさーん、助けてください!』
アンジェロの目に写ったのはベットの上で動けないでいるたぬきだった
「おやおや、どうされたのですか」
『どうしたもこうしたもありません!
昨日のせいで動けないんです』
「それは困りましたねぇ
どれ、見せてください」
『えっ!?ちょっと…』
アンジェロはたぬきの服をまくり上げた
『あっあの、アンジェロさんなにを…てっ、いっ痛ぁぁい!!!』
かなりの力でたぬきの横腹を指で押すアンジェロ
『アンジェロさん…いったい、何をした…ので、すか………ひどいです』
すっかり力が抜けたたぬき
「ふふっ、どうですか楽になったでしょう」
『えっ、そういえば心なしか軽い…』
さっきまであった気怠さが嘘のように無くなっていた
『ありがとうございます
けど、こんな事できるなんて
アンジェロさんって何者なんですか?』
そういえば、たぬきはアンジェロのことを知らなかった
いや、たぬきもアンジェロには何も話していない
でもたぬきは気になった
見ず知らずの自分を助けてくれてここまで優しくしてくれる
マーレとの会話を聞く限りだとマフィアにも関係ありげであった
「さっ、行きますか」
『えっ?ちょっと待って下さいよ』
すたすたと歩いていったアンジェロ
答える気は皆無である