Love is …
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「ってこと!!
わかったかしら?」
『はっはい、なんとか』
マーレの話を聞きながらたぬきは内心驚いていた
聞いたことがあったかと思えば、友達に薦められた漫画だった
『(確か…り、りばぁ…りばん?ちがうな…りぼ?りぼん…リーボン?りぼーん…
そうだ、REBORNだ
あぁ、でもあんま真面目に読んでなかったなぁ
ワンピなら完璧なんだけどなぁ)』
少しこの世界が分かった
しかし、分かったからと言って何をしたらいいかはまだ分からなかった
「それでねたぬき
そのボンゴレのパーティーに私の護衛としてでてほしいの
たぬきの強さはさっき見たわ
少し仕込めばそこらのやつよりよくなると思うの」
『私なんか全然強くないし、強い人はたくさんいると思うけど
それにボンゴレってすごいんでしょ?
私なんかが行っても…』
行っても邪魔に成るし
キャラとの遭遇(=トラブル)も避けたい
ポロッとでそうだった本音を飲み込んだ
「馬鹿ねぇ、護衛だけがたぬきの仕事じゃないわ」
『他にもあるの!?』
「それはね」
『それは…』
「私の癒しよ!!!!!」
『はっ?』
「はぁ」
あんぐりと口を開けたたぬきと呆れてため息を吐くアンジェロ
「だってだって、あそこムサイ男と香水臭い女しかいないんだもん」
『だもんって言われても…』
迷惑この上ない話である
「だからネッお願い!!」
『いやで「ネッ!」…わ「ネッ!」…わかった』
「うわぁ本当!?
ありがとったぬき
たぬきならそう言ってくれると思ってたわ!!!」
「よくそんなこと言えますね
無理矢理じゃないですか」
「むっ、いいじゃない
それでもたぬきはいいっていったわ
ねっ、たぬき」
『えっあっ、はっはい』
拒否権はなかった
断れない雰囲気がその場を包んだ
「たぬきさんが怪我でもしたらどうするのですか」
「そこは、ダイジョーブ
パーティーまでに私のとこで鍛えるから」
「ダメです」
「…なんでよ」
「あなたのところに預けるなんてそんな危険なことできません」
『…危険なんだ』
危険という言葉を聞いて、後悔し始める
「なっ!?失礼ね、どこが危険なのよ!?」
「あなたの存在ですかね」
「!!!!!!!!!!」
「ともかく、パーティーのことは百歩、いや一万歩譲りましょう
ただし、私が鍛えましょう」
「えー、なんでよ」
「いいですね」
「………わかったわよ」
「じゃ、たぬきさん
明日からねっちょりいきますよ」
『はい』
勝手にことが進んでいく
これでいいのかと思いながらも結局流されてしまうたぬき
後悔するのはもう少し先…
Charm is a way of getting the answer yes without asking a clear question.
魅力とは明瞭な質問をしなくてもイエスと言ってもらう方法である。
少女は押されて頷いてしまった