Love is …
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『これとこれ…あっ、モカマタリってありますか』
「おっ、お嬢ちゃん見かけない顔だね
最近、引越してきたのかい?」
『えぇまぁ、アンジェロさんのところにお世話になっているんです』
「おぉ!あのアンジェロんとこか
そうかいそうかい
サービスしとくよ!!」
『本当ですか!?
ありがとうございます!』
あまりなれない環境だからだろうか早く起きたたぬき
部屋から出るとすでに起きていたアンジェロがコーヒーとココアを注いでいて
今から喫茶の準備をするのだと言うアンジェロに手伝いを申し出た
そしておつかいを頼まれたたぬき
頼まれたものを買っていく
アンジェロもそうだがここの人は随分と優しかった
治安も良く過ごしやすそうだ
『これなら意外と早く終わりそうだな』
色々と時間がかかるだろうとふんでいたがそうでもなかった
軽い足取りで歩いていると
「キャァァァァァァァァァ」
前から悲鳴が聞こえた
見ると、地面に座り込んだ女性と女性物のカバンをもった男がたぬきの方に走ってきていた
「だれかそいつを捕まえてぇ!!」
いつもだったら助けなかっただろう
いや助けれなかっただろう
しかしたぬきは体に何かが廻ったのを感じた
驚いたがどこか懐かしさがあった
『(私……これ…知ってる?)』
[やめて、やめてぇぇぇぇ]
「ありがとう!!助かったわ」
『えっ…』
気づくとこちらに走ってきていた男はたぬきの下にいた
『(なんだろうこれ…ここに来てからおかしい…なんだ?トリップ特典?……まさかの最強設定?)』
さまざまな考えが脳裏をよぎる
手の震えが止まらなくなって
無性にアンジェロに会いたくなって
尚もお礼を言う女性から逃げるように去って行った