Love is …
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「そう、ゆっくり」
『こうですか』
「あぁ、たぬきさんは上手だね
覚えが早くて助かるよ」
たぬきはさっそくアンジェロの手伝いをはじめていた
落ち着いた店内
ほのかに香る木の独特の香は心を落ち着かせる
そんな店内でたぬきは少しでも迷惑をかけないように頑張っていた
「おっと、豆が少なくなってきているね
少し待っててくれないかい
豆を持ってくるから」
『あっ、わたしやります!』
「重たいからね
たぬきさんみたいな女の子には少し重いかな」
『大丈夫です
私これでも、力持ちなんです』
少しでも役に立とうとしていった小さな嘘
体力テストはいつも平均以下
よくても平均
そのはずだった…
暗い倉庫の中
しかし綺麗で整頓されたそこはアンジェロの性格が現れていた
『これかぁ』
頼まれたそれは想像より大きく重そうだった
『運べるかな…』
ああ言った以上運ばないわけにはいかないのだが
『っしょ!ってうぇぇ』
意を決してもったコーヒー豆の袋
意外な事に、すんなりと持てた
『前はこんなの持てなかったのに』
自分の身体能力に驚くたぬき
『ここに来たのと関係あるのかな』
まだまだ分からないことだらけだと改めて思う
はめた指輪がキラリと光った
『あの、持ってきました』
「あぁ、意外に早かったですね
そこに置いといてください」
『わかりました』
「そろそろ、お昼にしますか」
『あっ、もうそんな時間ですか』
「はい、今日はパスタにしましょう
丁度カッペリーニが余っていましたし、冷製にしていただきましょう」