アニバーサリー!4周年!!
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たぬきが目を開けると懐かしい景色が広がった
『うわぁ!』
「ようこそ、俺たちの世界へ」
ツナに連れられ、やっと…やっとこの世界へとたぬきは戻ってきた
元の世界と似ているようで違う世界
4年前に何度も往復した道を目の前にして、たぬきはあの時の記憶が鮮明に蘇った
あれから早かった
ボンゴレクオリティの交渉力でたぬきが気づいた時にはツナは両親に気に入られていた
行き来が出来るのは本当のようで、毎週末になるとツナはたぬきに会いにきてくれていた
その裏で彼の家庭教師が少々イラついていたが、そんなことは当たり前にツナはたぬきには漏らさなかった
そうしているうちに単位も足りて、卒業式前にたぬきもこちらに連れて来れた
待っていたあの4年は本当に長かったのに、2人でいる時間は早く感じてしまう
「たぬき、ずっとここで君を待ってたんだ」
『はい、私もずっとまたツナさんと歩きたいと願ってました』
雨の日も風の日も、君と歩く道を何度も思い描いてたぬきの願いを…望みを叶えていきたいとツナは思っていた
『ツナさん』
「なんだい?」
『美味しいココアが飲みたいんです』
「もちろん、君が望むなら
いい店を知ってるんだ
マスターが少し怖いけどね」
争いなどこの世にないように2人を照らす陽射しはやわらかった
Love is the greatest refreshment in life.
愛とは人生で最もすばらしい生きる力である
麗しの我が君へと差し伸べる手を受け止めてくれる君がいる