羽衣さん、練習
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数日船を空けるとクルーに告げ、ローとたぬきは先程話に聞いた古島へとやってきた
半日とかからない距離だが、誰も近寄ろうとしないこの島の潮風の空気はいやに重々しい
とうに昼を過ぎたというのに太陽が一向に見えないにも関わらずぼんやりと明るい
『全然…見えない…』
一寸先すらまるで霧に包まれたかのような島だが、ローは気にしていないようだった
さて、龍とやらをどうやって探すか
『ロー、何か来る』
ローが考え始めた途端、たぬきの耳がソレをとらえた
“シャァァァア!!!”
目の前に現れたの巨大な蛇…してはデカすぎる生き物
「たぬき、アレは妖怪か?」
『ううん…違う、と思う』
見たことないような大きさは今まであってきた生き物の常識をゆうに超えていて、ローすら生き物であることすら疑った
「じゃあアレはタダの馬鹿デカイ蛇ってことか」
なるほど、これなら昨日の語り部の話も納得できる
相手にとって不足なしだなと鬼哭を抜いた
「たぬき、鬼纏ぞ」
悪いが踏み台になってもらうぞ