羽衣さんと蛇さん
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“がちゃり”
電伝虫を切るとちょうど郵便カバンを背負った鳥がタヌキの元にやってきた
今日の新聞はもう届いているはずだけどと、タヌキが受け取ったのは1通の手紙だった
『ハンコック…?』
宛名を見ると先ほどまで電話をしていたハンコックの文字
そういえばハンコックがルフィに届ける手紙をいくつも書いていると言ってた
まだ修行も終えてないのに気の早いものだと思ったのは記憶に新しい
まだ満足できる出来ではないと送ってはいないと言っていたが
凪の帯からどうやって…
まぁこれも女帝の力か、とタヌキは変に納得してしまった
『私宛に?』
開けると、やはりルフィのことが書いてあった
そして、女ヶ島のこと
しかし読み進めていくと締めの言葉にタヌキに向けての言葉があった
“タヌキ、お主ともまた会いたいぞ”
『…うん、私も』
タヌキは返事をするため早速自室に戻り筆をとった
文通なんてまるで学生の友人同士でやるようなことにタヌキはなんだか嬉しくなった
『すぐに返事を書くから少し待っててね』
郵便屋の鳥に手付けの餌を渡すと、ベポのお腹で返事を書いた
夜がゆっくりと更けていった