羽衣さんと蛇さん
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「妾がもっと強ければ今すぐにでも会いに行くんじゃが」
『私が強くなって会いにいくよ』
ハンコックには女ヶ島があるから、自由に海をいくハートの海賊団に会いに来るのは難しいだろう
「そうか…なら、約束じゃタヌキ
絶対に互いに会いにいく
指切りをしよう」
『ゆびきり?』
電伝虫ごしで…?
「友同士はこうすると…ニョン婆が言っておった」
『………』
羽衣狐に心を許せる友だちはいなかった
ハートの海賊団だって友だちというより家族だ
ハンコックもまた自国の民は守るべき対象であって友だちではなかった
タヌキは静かに夜空に小指を出した
「『指きりげんまん
嘘ついたら針千本飲ーます』」
指きった!
2人の長い黒髪が風になびいて、笑い声が重なった
いつか絶対会いにいく
そしたら、またたくさん話を聞かせて笑い合おう