ハゴロモサン×ト×ドロボウサン
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「少しここを空ける」
天気の話をする様に軽く話された内容にタヌキは驚いた
「なんだ寂しいか?」
『別に大丈夫だけど、これ大丈夫なの?』
タヌキが差したのは、首輪
確か半径100m以上は離れられないんではなかったか
ああそんなことかとクロロは説明をする
またあの怪しい本を持ちながらクロロは手の平をタヌキに向けた
「タヌキ、ハウス」
『!!!』
タヌキの尻尾が立ち上がりいつになく膨れ上がる
「お前は俺が合図を出すまでこの建物からでてないけない…他に聞きたいことはあるか」
『私は犬でもない!』
「ないようだな」
意見を聞く気がないなら、はじめから聞かないほしいものである
「いってくる」
『…いってらっしゃい』
不機嫌にゆらゆらと尻尾を揺らしながら、見送りをするタヌキ
やはり機嫌を損ねたか
帰りにタヌキが気になっていたスイーツでも買って帰ろう
クロロはぱたりとドアを閉めて出ていった