Hello!Grandchild!!
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『コラさん、帰らなくていいの?』
「タヌキちゃんに何かあったら大変だ!
こんな時に帰れるか!」
「何か起こしそうなのはあんただよ!!」
ローはタヌキが安定期に入り、コラさんを呼んだが、思ったより到着が遅くなりいつ産まれてもおかしくない時期になってしまった
かと言って、そうそうに呼んでは妊娠初期の不安定な状態ではタヌキの負荷が大きすぎる
「それに俺のいない間に産まれたらどうするだ!」
「何も問題はねぇ
産気づけば、俺が取り上げるだけだ」
「!!!、ローが取り上げるのか!?」
「当たり前だ」
命懸けの出産だ
本当はプロの助産師に頼むのが1番だろうが、ローはどうしてもタヌキの出産の姿を他人に見せたくなかった
子どもが欲しいと決めた時から、ローは産科学や婦人科学を手当たり次第漁ってきた
今ではそこいらの町医者よりも知識がある
ひとつ不安があるとすれば、タヌキの出産がはじめての実務経験となる
まぁ、タヌキ以外でするつもりなんて毛頭もない
「コラさんが反対しても俺は」
「賢くなったなぁ〜、ロー!」
流石だあとまた涙を流して、ローの頭を撫でた手はすぐにローによって振り払われた
長身のローの頭を撫でる人なんて中々いない
いや、長身でなくてもローの頭を撫でるのを許されている者などシャチは知らない
…もしかしたらタヌキは許されてんのかな
許されてそー
馬鹿な考えをし出したシャチのツナギでコラさんが鼻水を拭き始め、シャチが悲鳴を上げた
Hello!Grandchild!!君には俺がついてるからね!