Hello!Grandchild!!
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「ほっ本当に…ローとタヌキちゃんの子なの…か?」
『コラさん、私が浮気したって言いたいの?』
「そんなこと思っていない!疑うわけない!
なあ!ロー!!」
「俺は1度も疑っちゃいねぇよ」
必死に首を振るコラさんに、そんなことわかってるよとタヌキが笑った
コラさんがそんな事するはずがない
周りにいるクルーもやっぱりなとクスクス笑っている
ローが言った通りのコラさんの反応にタヌキは安心した
「さささ触ってもいいか…?」
「ドジるなよ」
震える両手をタヌキのお腹に近づけながら、何を思ったか寸前のところでピタリと止まった
『コラさん?』
「…俺が触っちまったらこの子に俺のドジが移ちゃわないか!?」
コラさんの言葉にタヌキは笑いを堪えて切れなかった
タヌキだけでなく、シャチたちもおかしそうに腹を抱えて笑っている
「そんなの迷信聞いこともねぇし、医学的根拠もねぇよ」
ローが呆れたようにコラさんの手を掴むと、無理矢理タヌキのお腹に当てた
「ひょわっ!?おまっ!おっ!おっ!おっ!!!」
「「「「『??』」」」」
「おっ!おっ!!!」
「お?」
「おっ、おじいちゃんですよ〜!」
はじめて話しかける言葉がソレかよ
とろけそうな笑みを浮かべるコラソンにローはため息をついた
「胎児は言葉の内容まで理解しねぇよ」
『いいじゃない、ロー』
“おじいちゃん”は否定しないローをタヌキが見ると、呆れながら笑ってた
やっぱりコラさんがいるとローはいつもより柔らかい雰囲気になる
コラさんはドジで何か起こらないよう、当てた手を動かさずにいた
その顔は花でも飛んでいるくらいご機嫌だ
“ぽこんッ”
「!!!、ロー!タヌキちゃん!
今!今動いたぞ!」
「胎児だぞ、そりゃ動くぐらいする」
ローだって、毎日毎日タヌキのお腹に手を当てて動いた動かないに一喜一憂してるのに
やっぱりどこかコラさんに似てるよね、ロー
コラさんの前では大人ぶって冷静さを見せるもんだから、タヌキはおかしくてしょうがない
コラさんは可愛いなぁとまだ生まれてもないのに涙していた
当たり前だとローが言い、クルーたちも当然のように頷いた
Hello!Grandchild!!君にもうめろめろ!