毛づくろい
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ある晴れた昼下がり
ぽかぽかの陽気は日本の春を思い出させる
こんな日にやりたいことと言えば、ただ一つ
「…タヌキ、お前一体何をッ!!」
『?、なにって毛繕い
尻尾が9本もあると大変なのよね』
しょうけらが何故だか率先してやってくれていたけど、今は誰もやってくれない
仕様がないから自分でやってるのだけれど
これがなかなか大変で…って
『シャチ、何を?』
「このもふもふ羨ましッ…コホン!タヌキ!お前はもう俺たちの仲間だ!仲間が困ってたら助け合うのが当たり前だ!だろ!!」
『あっ、うん…』
勢いに負けて頷いてしまった
なんだろう、しょうけらと同じ匂いがする…気のせいかな?
取られたクシにシャチに乱暴に尻尾をとかれる
『いっ!痛いよ、シャチ!』
「なっなに!?ベポはこれくらいがいいって」
『もうシャチにはやらせない!!』
「そっ、そんなぁ…」
膝をつき項垂れるシャチに、タヌキは早めに毛づくろいを切り上げた
ハートの海賊団の戦闘員がそんなんで大丈夫かと心配になった
(ってことがあったんだけど、ねぇローどう思う?ハートの海賊団大丈夫?)
(とりあえず、次からは俺にやらせろ)