ゆーゆ!!
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冬島、ホワイトラグーン
名前の通り白濁とした色の湯が特徴の温泉施設が有名な島だ
天然にできたものではなく、地熱エネルギーを利用して人工的に作られたもので地下3677mからくみ上げる地熱海水を源泉として作られた広大な人工温泉施設で
島の30%を締めるほど巨大な施設には、バーやレストランまであり、時期によっては祭りまでひらかれるというのだ
冬島ということを忘れさせる素晴らしい湯は、島の動物たちも虜にし、この島固有のホカホカモンキーとの混浴も出来る
専用の水着を着れば動物もオッケーの看板を見たベポも喜び、短い尻尾をふって大大大浴場へと掛けて行った
その軽やか足取りにハートのクルーたちも観光客気分で続く
日本人らしくお風呂好きなたぬきもウキウキでその後に続こうとしたのを、ローが首根っこを掴み止めた
そのまま立ち去る2人も見送ることなくクルーたちは温泉に夢中だった
『なんで私まで…』
当然、能力者のローがそんなところに行けるわけもなく
たぬきはその道連れにされた
たぬきが連れてこられたのは、大大大浴場から離れたホテルのスイートルームだった
スイートルームに付けられた露天風呂は部屋にしては豪華だったが、それでもがっかり感が否めない
スライダー温泉に入る気満々のに…
もっていた浮き輪が音も立たず手からこぼれ落ちた
窓の外に見える浴場では今ごろベポたちが楽しんでいることだろう
ハートの海賊団の船には湯船はなくシャワーしかない
定期購読している雑誌で知ってから尻尾が揺れるのを止められなかった
美容にも健康にも効能が抜群!!と書かれた見出しを思い出したたぬき
せっかく辿り着いたんだ
今は目の前の温泉を楽しもう!!
あと1週間はいるし
絶対チャンスはあるよね!
下がっていた尻尾も上がった
『私、準備してくる!』
「ああ、のんびりシようぜ」
露天風呂に入る準備をしようとしたたぬきをローが抱き上げ露天風呂の扉を開けた
『ロー、私まだ専用の水着着てないよ?』
「いくら声を出しても聞こえねえから安心しろ」
ローとの会話が噛み合ってないことに焦りをおぼえる
『…えっと…それはなにが?』
「男の夢だ」
ゆ!
め!!
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