よーよっぱらい
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「『ふへへへへ』」
会話にすら成り立ってないのに幸せそうに笑い始める2人
慣れないステップなんか踏んで今にも踊り出しそうだ
ほのかに香る匂いに頭が痛くなる
誰だ、この2人にアルコールを持ち込んだのは!!
「すみません、シャフトさん!」
「まさか酔っ払ってしまうとは!」
「ここはお酒は厳禁なはずだけど!?」
お酒に激弱なグラハムさんがいるためここは酒類は全て持ち込み禁止となっている
「実はチョコレートをいっぱい貰ったからとタヌキさんが持ってきて」
「それをみんなで食べてたらいつの間にかグラハムさんたちがこの有り様で」
「…チョコレート?」
彼女の保護者からもらったというチョコレート
お裾分けだなんて持ってきたはいいが…まさかチョコレートボンボンで酔っぱらうか!?普通!?
しかも2人して!
…あぁ、はいはい…この2人に普通という言葉を使った自分が駄目だった
グラハムさんがお酒ゲロ弱なのは知っていだが、まさかタヌキもだったなんて
そこは似なくて良かったのに
酔ってもないのに頭が痛い
『しゃふとぉ!これ、もっとちょーらい!』
「誰でもいいから!早くそのアルコールを手の届かないところに!!
タヌキももう食べちゃいけません!!」
『あっ!!』
「らいじょーぶか!!タヌキッ…!!」
おぼつかない足が絡まりタヌキがバランスを崩したのを、グラハムさんが受け止めるがその足もおぼつかずグラハムさんを下敷きに2人とも倒れた
が、幸せそうにまた笑った
「『ふへへへへ』」
酔っぱらっててもそんな変わらないのかったわ、この2人
いつも以上に面倒くさいだけだ
急に静かになった2人を不思議に思い見るとあどけない寝顔に寝息が聞こえた
「『zzZ』」
「パパ!寝てしまいました!」
「パパ!どうしますか!?」
「パパじゃない!!
冷えない様に毛布でもかけときなさい!!」
「「「YES,mam!!」」」
ママでもねーよ!!
お酒は大人になってから!!
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