うー運命
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「ねぇタヌキもいいかげん諦めなよ
運命の人なんてさ」
『?、運命って諦めるものなの?』
「う゛っ…なかなか哲学的なこというわね」
運命はドラマチックで奇跡的で想う方向に進んでいくの
諦めることなんか誰にもできないわ
それが私の中心
それが私の世界
私がそう言うと
「はぁ、タヌキの運命は御都合主義なのね」
『私の都合なんて関係ないわ
運命のほうから私に向かってくるんだから』
「まぁいいわ、あんたとこの話しても終わらないんだから
それよりも、あんたこの前は災難だったわね」
『災難?』
「サーカスのことよ
小火がおきて公演中止になったんでしょ」
『なにも災難なことなんてないわ
それもまた運命、次の物語に続くほんの些細なこと』
「運命主義もそこまでいくと羨ましいわ」
運命はみんな同じようにくるのに…
そんな私を羨ましいというのはよくわからないな
「まっ、タヌキ結婚するんでしょ?
よかったじゃない、運命の人に出会えて結婚できて」
『あの人はお父様が連れて来ただけよ
私の運命は誰かに連れられてやってこないもの』
「…タヌキの言う運命はわからないわ」
『すぐにわかるわ
だって、私の運命はすぐそこまで着ているんですから』
「はいはい、それは何度も聞きましたよーだ」
コンコン
『はーい』
「はじめまして!俺は クレア・スタンフィールド
俺は君を愛してる!」
私もよ
だって
ずっと待って気がするもの、貴方のこと
そうこれは偶然
これは必然
これは意思
これは運命…
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