うー運命
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その日は突然やってきた
いつも通りの日常にフワリと舞い降りた君は天使
わーっと観客がわく
その時、俺の中で時間が止まった
ピタリと目があえば、そこはもう俺と彼女の世界
彼女と俺以外全く動かず
俺は彼女のもとへとかけていく
どこまでも遠くに感じ
同時にどこまでも近くに彼女を感じた
しかし、巨大な音がしてパチリと瞬きをするといつもの世界が広がった
逃げ惑う人に誰かが失敗したのか布に火が燃えうつっていた
彼女はそこにはもういなかった
あの混乱の中では彼女を探すが見つけれなかった
まだ名前も知らない彼女だが、彼女が俺の運命の人ということだ けは確かだった
これから彼女に会うにはどうしたらいいんだと、変わり果てたステージの上でうなだれていた
「ぉお、クレアお疲れ!今日もよかったぞ
ステージはこんなになっちまったがまたすぐ再演するさ!頼むぞ、お前はここの稼ぎ頭なんだからな!ハッハッハ」
「……………団長」
「なんだ?女房にでもフられたような顔しおって」
「まぁ、そんな感じさ
奇跡的に出会った未来の妻を見失ってしまったんだ」
「ほぉ、未来の妻を…それは災難だ
普通は結婚してからフられるものを、出会ったばかりでとは…その娘はさぞかし可愛かっただろうね」
「あぁ…まさに輝くように美しい。髪は夜空のように煌めき、純白の衣装が滑らかな肌に映え 、姿そのものが水浴びをする女神のように、人の視線を誘っている、明るく、誇らしく、美しい…」
会いたい会いたい会いたい会いたい…
彼女を早くこの腕の中で抱きしめていたい
早く彼女を探そう
きっと彼女もまってる
焦る必要はない
彼女はもう俺の世界のヒロインなのだから
結ばれることはもう必然なのだから
だが、一刻も早く彼女と共にいたい
「団長、次の公演はいつだい?」
「そうさね…3日後だなってクレア?」
「3日だな、わかった
それまでに戻る」
3日あれば充分だ
彼女を見つけて彼女を俺だけのものにできる…
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