たー誰よりも貴女の
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「…行ってくる」
『いってらっしゃいませ』
攻略結婚で結婚した俺たちにとって数少ない会話
たぬきは覚えていないかもしれない
ボンゴレ主催のパーティーで俺とたぬきは出会った
目をそらせなかった…それほど綺麗だった
一目惚れ
まさか自分がするとは10年前の俺は想像もしなかっただろう
しかもマフィアの令嬢に
たぬきとの出会いが衝撃的でそのパーティーをあまり覚えていないほど
ボンゴレから婚約の話を断れないとわかっていても不安があった
承諾したぬきがボンゴレにきたときはすごく嬉しかった
でも俺は自分の想いを伝えることができなかった
ただえさえ無理矢理な婚約だった
伝えてしまったらたぬきに拒絶されるかもしれない
怖かった
自分が嫌いだ
これじゃぁ、ダメツナのままのだ
「あと15日か…」
俺とたぬきの婚約記念日
去年のパーティーで出会い、翌日には婚約していた
1年間、積もりに積もった想いを伝えてみようと思った
拒絶されてももう想いを我慢することができない
いつも君に何も出来ない俺は、すこし勇気を出して想いを君に伝えようと思います