すースクープ‼︎
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“スクープ!五番隊もこもこたぬき四番席に熱愛か!?”
「なにこれ…?」
「次の見出しっす!」
「ほーん…で、なんで俺んとこ来たの?」
「全く出来てないからに決まってるじゃ無いっすか!!つめたいっす!先輩!!元相棒じゃないっすか!」
「いや違うし」
「ゔ〜、先輩が5番隊に移隊してから俺の記事、承認の印が押されないんすよ〜」
「だろうな」
「次ダメだったら俺はクビっす!
お願いっす先輩、こんなに熱意ある将来有望な可愛い後輩を助けると思って!!」
「はぁ…だからってお前これはやめとけって
そもそもこんな噂聞いたことねぇし」
「なんでっすか?
誰も手を出してないからいいと思ったんっすけど
俺の同期のやつが話してたの聞いたんす」
「手を出してないんじゃない…出せないんだよ
噂は聞いてるだろ」
「…うわさ?これじゃなくて?」
「これじゃなくて、もっと有名な方」
「???」
「お前、それでも瀞霊廷通信の記者か
噂話でも情報はしっかりつかんどけ
余計なもんばっかり知りやがって!」
「いだっあ゛ぁぁあずんまぜん…」
「おれの同期がもこもこ四番席を口説こうとして意気揚々と出てったら、翌日に意気消沈して帰ってきたよ…どうしたか聞いても一言も口を割らなかった
それで噂になったんだよ、五番隊隊長の鬼道の練習台にされたとか
隠密機動にさらわれたとか
技術開発の実験体になったとか…」
「なんで隠密機動や技術開発局が?」
「もこもこ四番席の母親は元二番隊で父親は元五番隊だ…別に平子隊長や元二番隊の浦原隊長に可愛がられてたってなにもおかしくはないさ」
「へぇ…って元?」
「いや、おまっ…はぁ…」
「???」
「それぐらい自分で調べやがれ!
入隊の時の資料とかあんだろ!!
記事にするやつのことくらい調べてから聞きにきやがれ」
「そっか!来歴ものってましたね
先輩さすがっす!早速今から帰ってもこもこ四番席のっあっ、市丸三番席!さんばんせきーーー!」
「ぅえっ!?」
「なにー?ボクに何か用?」
「ちょうどいいところに市丸三番席!
市丸三番席はもこもこ四番席と仲が良くおられましたよね」
「ばっ!」
「…うーん、良いか悪いでいったらいいね」
「っすよね!あっ、三番席も飲まれますか?」
「いや、ボクはええよ」
「そうっすか
三番席はもこもこ四番席の噂って知ってました?」
「うわさ?」
「もこもこ四番席の熱愛っす!」
「…なにそれ?」
「えー知らないんっすかー!
最近、もこもこ四番席が色っぽくなってきたから、絶対男が出来たってもっぱらの噂っす!」
「お前話盛ってんな」
「なんやその噂…聞いたことないし信憑性ないなぁ」
「そういう方にはコレ!
へへ、テレレレッレレ〜
静止画撮影機器“加面楽”〜」
「か、かめ?なんだそれ」
「なんとこれ!現実をそのまま絵に出来る優れもの!
技術開発局の人に作ってもらいました!
使い方にコツはいるっすけど、慣れれば問題無いっす」
「…お前そういうことの才能だけはあるよな」
「へへ、そうすか!
高かったっすけど、これも未来の自分への投資っす
ででで!見てくださいこれ
こんな感じで、色んな際どい絵がとれてるっす!
どうすっか、信じる気になりました?
あとは有力な人の証言が得れればグッと信憑性が増すんすけど…どうすか!」
「なるほどなぁ…」
「お前なぁ」
「確かに…これは信じてまうかもなぁ」
「そうすよね!!
きちょーなご意見ありがとうございました!
これで持ち帰ってと…フッフッフッ」
「…なぁ…もういっこものすっごい情報があるんやけど知りたない?それも記事にしたら、君も敏腕記者の仲間入りになると思うんや」
「えっ!本当っすか!?」
「おん、でも、他の人に漏れるとあかんから…帰りながら話すわぁ」
「そうっすね!!じゃっ先輩!来月、楽しみにしといてくださいねー!!!」
「おっ、おう…
……市丸三番席に記事のこと言ったっけ?」
“瀞霊廷通信 休刊のお知らせ”
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