I WANNA BE WITH YOU 11
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メンバーたちがキスをリレーするという罰ゲーム、ミニョンチームで負けたユアも見事にその対象である。
隣に立つメンバーにキスをされ、また隣に立つメンバーにキスをすることになるらしいのだが、もうすでに未来は決まっている。ウジンとミニョンだ。
ニヤニヤと赤いリップスティックを取り出したダニエルに呼ばれ、ユアは大人しく歩み出て口を尖らせる。
「上むいて」
黙って言うことをきき、目を閉じれば、騒がしくなるメンバーたち。
頬に手が添えられ、ゆっくりとリップスティックが動かされる。その間もなにやらずっと騒いでいるメンバーたちを無視し、じっとする。
「いいよ」
そう言われて目を開ける。
目の前にはニヤニヤする勝ち組たち。唇を軽く合わせながらリップを馴染ませ首をかしげると、意図を察したのかダニエルが答える。
「お、かわいいかわいい」
これから始まることへの楽しみか、ニヤニヤ、よりもニタニタ、に変わってきているその笑みがうざったく、ユアはもう我慢が出来なかった。
「オッパ」
その声に ん?と返事をしたダニエルの頬目掛けて一直線。少し背伸びをして、右手をダニエルの肩に置く。
ちゅッ
そう小さく鳴った音に、ユアの行動に、スタジオにいた全ての者たちが声を出した。
「お、え、おまっ」
「勝利、おめでとうございます」
ニタニタは消え去り、耳は僅かに赤くなっている。
今度はこちらがニヤニヤする番だ。
綺麗な笑みでそう言ったユアは、自分の元の持ち場に戻り、ゲームの進行を促す。
勝ったはずのダニエルの左の頬には、赤いキスマークが消えることなくまだそこにある。
勢いを失ったダニエルはリップスティックをジェファンに渡し、しゃがみこむ。
リップを塗られながら騒ぐメンバーたちの方を見ると、ユアとしっかり目があった。
ダニエルには、こちらを見ながらニコニコと笑顔を見せるユアの姿が、かわいらしい妖精のようにも、はたまた、紅い唇の小さな悪魔のようにも見えた。
隣に立つメンバーにキスをされ、また隣に立つメンバーにキスをすることになるらしいのだが、もうすでに未来は決まっている。ウジンとミニョンだ。
ニヤニヤと赤いリップスティックを取り出したダニエルに呼ばれ、ユアは大人しく歩み出て口を尖らせる。
「上むいて」
黙って言うことをきき、目を閉じれば、騒がしくなるメンバーたち。
頬に手が添えられ、ゆっくりとリップスティックが動かされる。その間もなにやらずっと騒いでいるメンバーたちを無視し、じっとする。
「いいよ」
そう言われて目を開ける。
目の前にはニヤニヤする勝ち組たち。唇を軽く合わせながらリップを馴染ませ首をかしげると、意図を察したのかダニエルが答える。
「お、かわいいかわいい」
これから始まることへの楽しみか、ニヤニヤ、よりもニタニタ、に変わってきているその笑みがうざったく、ユアはもう我慢が出来なかった。
「オッパ」
その声に ん?と返事をしたダニエルの頬目掛けて一直線。少し背伸びをして、右手をダニエルの肩に置く。
ちゅッ
そう小さく鳴った音に、ユアの行動に、スタジオにいた全ての者たちが声を出した。
「お、え、おまっ」
「勝利、おめでとうございます」
ニタニタは消え去り、耳は僅かに赤くなっている。
今度はこちらがニヤニヤする番だ。
綺麗な笑みでそう言ったユアは、自分の元の持ち場に戻り、ゲームの進行を促す。
勝ったはずのダニエルの左の頬には、赤いキスマークが消えることなくまだそこにある。
勢いを失ったダニエルはリップスティックをジェファンに渡し、しゃがみこむ。
リップを塗られながら騒ぐメンバーたちの方を見ると、ユアとしっかり目があった。
ダニエルには、こちらを見ながらニコニコと笑顔を見せるユアの姿が、かわいらしい妖精のようにも、はたまた、紅い唇の小さな悪魔のようにも見えた。