I WANNA BE WITH YOU 11
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「どうですか?」
そう首を傾げたユアを見た瞬間、ソンウは口を開け固まる。待ち時間に出されたクッキーを口の中に入れたまま。
「……オッパ?」
「…アァ、なんて?」
「………だから、どうですかって」
いつも何を着ても1番に何か言ってくれるソンウから褒めてもらえないことにユアは口を尖らせ、ソンウから視線を逸らしてもう一度聞く。
「ごめん。綺麗すぎて、言葉にできなかった」
「…………許す」
「許すも何も、本当のことなんだけど」
「……私たち結婚します?」
「ハハッ、する」
頬を染めるユアに笑顔のソンウは歩み寄り手を取る。
「本当に綺麗だよ。今日横に立つ男に嫉妬して狂いそうなくらい」
「………本気にするのでやめてください」
「してよ」
「…じゃあ指輪買いに行きます?」
「いいよ、行こ」
ユアの手を引いて歩き出そうとするソンウにドレスの手直しをしていたスタイリストがストップをかける。
「申し訳ないけど指輪は撮影が終わってからにしてね〜」
「はい、そうします」
「本気で行くんですか?」
「だれ本気にするって言った人」
「本気にはしますけど」
国内で屈指の人気を誇るドレス専門店の広告塔として起用されたユアは、ウェディングドレスの広告撮影の為フォトスタジオに来ていた。マーメイドラインのドレスを纏ったユアは、髪を緩く頭頂部で纏め、ヘアアクセサリーまでつけられていた。
「よし!それと今日の撮影は相手役がいないから、安心してね」
「あ、はい。ありがとうございます!」
満面の笑みでお礼を言うソンウの脇腹をユアは軽く小突く。
「やっぱりユアちゃんは背が高くて細いから、マーメイドラインがよく似合うね」
「あ、でもAラインも気になってて」
「うん!わかる!うちの新作でドレス自体はマーメイドなんだけどチュールの裾でAラインに見えるのがあって!!」
「めっちゃそれ気になります」
「裾の刺繍もとってもゴージャスなの」
「あ、でもあんまり派手なのよりはシンプルなのがいいんですけど…」
「うわ〜それもわかるわ〜じゃあドレス自体はシンプルめで、シースルーのロングスリーブに刺繍があるのとかどう?」
「うわ!それ見てみたいです」
「なんで本気でドレスの相談してるんですか?」
「え?」
とぼけるソンウに一緒になって楽しんでいるスタイリストが笑う。
「ソンウくんにもタキシード着せてみる?」
「エッ」
「ユアちゃん顔どうしたの」
「あの、カタログ見せていただいてもいいですか」
「それもいいけど、取り敢えず見繕ったの着せてって、写真撮ってくのでもいいよ」
「そ、んなこと……」
「そうする?」
「します!」
そう首を傾げたユアを見た瞬間、ソンウは口を開け固まる。待ち時間に出されたクッキーを口の中に入れたまま。
「……オッパ?」
「…アァ、なんて?」
「………だから、どうですかって」
いつも何を着ても1番に何か言ってくれるソンウから褒めてもらえないことにユアは口を尖らせ、ソンウから視線を逸らしてもう一度聞く。
「ごめん。綺麗すぎて、言葉にできなかった」
「…………許す」
「許すも何も、本当のことなんだけど」
「……私たち結婚します?」
「ハハッ、する」
頬を染めるユアに笑顔のソンウは歩み寄り手を取る。
「本当に綺麗だよ。今日横に立つ男に嫉妬して狂いそうなくらい」
「………本気にするのでやめてください」
「してよ」
「…じゃあ指輪買いに行きます?」
「いいよ、行こ」
ユアの手を引いて歩き出そうとするソンウにドレスの手直しをしていたスタイリストがストップをかける。
「申し訳ないけど指輪は撮影が終わってからにしてね〜」
「はい、そうします」
「本気で行くんですか?」
「だれ本気にするって言った人」
「本気にはしますけど」
国内で屈指の人気を誇るドレス専門店の広告塔として起用されたユアは、ウェディングドレスの広告撮影の為フォトスタジオに来ていた。マーメイドラインのドレスを纏ったユアは、髪を緩く頭頂部で纏め、ヘアアクセサリーまでつけられていた。
「よし!それと今日の撮影は相手役がいないから、安心してね」
「あ、はい。ありがとうございます!」
満面の笑みでお礼を言うソンウの脇腹をユアは軽く小突く。
「やっぱりユアちゃんは背が高くて細いから、マーメイドラインがよく似合うね」
「あ、でもAラインも気になってて」
「うん!わかる!うちの新作でドレス自体はマーメイドなんだけどチュールの裾でAラインに見えるのがあって!!」
「めっちゃそれ気になります」
「裾の刺繍もとってもゴージャスなの」
「あ、でもあんまり派手なのよりはシンプルなのがいいんですけど…」
「うわ〜それもわかるわ〜じゃあドレス自体はシンプルめで、シースルーのロングスリーブに刺繍があるのとかどう?」
「うわ!それ見てみたいです」
「なんで本気でドレスの相談してるんですか?」
「え?」
とぼけるソンウに一緒になって楽しんでいるスタイリストが笑う。
「ソンウくんにもタキシード着せてみる?」
「エッ」
「ユアちゃん顔どうしたの」
「あの、カタログ見せていただいてもいいですか」
「それもいいけど、取り敢えず見繕ったの着せてって、写真撮ってくのでもいいよ」
「そ、んなこと……」
「そうする?」
「します!」