I WANNA BE WITH YOU 11
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「わたしは今日!どこに行くんでしょ〜うか!」
リビングで寛ぐメンバーたちの前にプデュシーズン1の衣装を着たユアが、言葉の通り踊り出る。
グレーのジャケットにピンクのスカート、胸元にはチェックのネクタイが締められている。
「なにお前女みたいな格好して」
「わたし女なんですけど?」
チラリと一瞬見ただけでスマホに目を戻したソンウンの言葉にユアの目が細まる。
可愛い〜!と抱きついてきたデフィとは一緒にセルカを撮ってあげた。
「はい!!」
「ジソン氏!」
「プデュ!」
「正解〜〜!」
今回のプデュは日韓合同企画なんだって!と室内にも関わらずスニーカーまでしっかり履いたユアが踊りながら言う。
アカペラで歌まで披露するユアを見ながらジニョンが純粋な疑問をぶつける。
「で、なんでヌナはその衣装なの?」
「わかんない。これ着てきてって」
「普通現場で着替えるよね」
「だって今着たかったんだもん」
「シーズン3があるならユアもそっちに出た方が良かったんじゃない?」
スカートのまま今度はナヤナを踊りはじめたユアからソンウは目を逸らしながら言う。
「アー!オッパそんなこと言うんだ!」
「今のはちょっと俺も酷いと思った」
「俺も俺も」
「わたしちょっとワナワンやめて新しいプデュに出てきますね……アイオーアイしてきます…」
「ごめんなさいアイオーアイしないでください」
謝るソンウのとなりにあったクッションを取り上げボフンと座ったユアに「で、何しに行くの?」とウジンがきく。
「知らない」
「ふつう話聞いとかない?」
「んーでも!わたしが思うに先生じゃないかなーって」
「それだけはない」
声を揃えたメンバーたちにユアは不満を訴える。
「なんでよ!」
「だってお前好きなやつにはものすごい依怙贔屓するタイプじゃん」
「そんなことないね!」
「NEVERの一番最初のセンター決めの時ソンウにしっかり手あげてたのは誰だったかな〜」
「本当に??」
驚くジフンとニヤニヤとユアを見て笑うミニョンに耳を赤くしながら反論する。
「オッパにも一票あげたじゃないですか!」
「おーおーありがとな」
「んぐぐ」
うまく言いくるめられ悔しがるユアにジェファンが笑う。
「てか素直に、ソンウヒョンに手挙げたのは純粋にセンターに似合ってる人だったから、とかって言えば良かったじゃん」
「あ」
「マジの依怙贔屓になっちゃったよ」
「……わたしほんとにアイオーアイしてきますから」
「おーおーがんばれ〜〜」
笑いが溢れるリビングにユアは赤くなった顔を隠すためソンウの背中に顔を埋めるのだった。