I WANNA BE WITH YOU 11
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「ソンウヒョンとユアの赤ちゃんとか絶対可愛いよね」
ジェファンの一言に、控え室で昼食を摂っていたメンバーたちは一斉に口に入れていたものを喉に詰まらせ、噎せ、吹き出した。
「あ、やっぱり?わたしもそう思ってたの」
「思ってたんかい」
あっさりと肯定したユアにメンバー全員の心の声をソンウンが代読してくれる。
「でも、私ずっと考えてたんだけど、ジフニとグァンリニの子供が一番可愛いと思う」
「うわ、わかるわ」
「なんで俺たちに子供がいるんですか〜」
「それをずっと考えてたユアが怖い」
「グァンリニ、ジフニのこと大好きだもんね〜」
「ジフニヒョンも子どもも大切にします」
悪ノリするグァンリンに盛り上がる楽屋内。
「俺こんなアプリやってるの」
そう言ってジェファンが見せたスマートフォンには、ソンウとユアの写真それぞれが表示されており、真ん中に2人の顔を重ね合わせた画像がある。うわー!と歓声をあげながらユアが画面を覗き込む。
「オッパの顔が濃い方が綺麗な顔になるでしょ」
「でもユアの顔でここにホクロあってみ?セクシーじゃん?」
「アーッ!ホクロずるい!」
「ホクロって遺伝すんの?」
「しらね」
盛り上がる2人を他所に昼食を再開するメンバーたち。
その中に混じって静かに箸を動かしていたソンウに、ミニョンは最高にニヤニヤしながら言う。
「男の子がいい?女の子がいい?」
突然話を振られたソンウは開けたままだった口を閉じながらユアを見る。ジェファンとどちらに似るかの比率の話で盛り上がっているユアのふたりを除き、今や楽屋内の注目の全てをソンウが集めていた。
「………どっちも?」
「おお〜!」
「ヌナはヌナは??」
「何が?」
「子どもは男か女か」
「私はね〜お兄ちゃんと妹!」
「おお〜〜!」
「なんで?」
「妹がいると優しい男の子になってくれそう」
「あぁ〜〜!」
「俺がそうだもんね」
「俺も」
「ほら〜!」
「自分で言うところがちょっとおかしいんだけど」
俺は3人子ども欲しい!いや、みんな女の子がいい!などと好き勝手喋り出したメンバーたちに混ざりウジンが言う。
「俺サッカーチーム作る」
盛り上がった室内に、その一言で更に大きく笑いが起きる。
「やば!」
「さすがウリウジニ!」
「いいなー!それとっても楽しそう!」
そう笑顔で言うユアを見ながら頑張れよ、と肩を叩いて来るミニョンをソンウはきつく睨みつけた。