I WANNA BE WITH YOU 11
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「使いたくない人は特にいないです。使いたい人はいます」
「お?だれだれ?」
「まず、ジソンオッパ」
「え、なんで?」
「私のドライヤーだからです♥️愛してます♥️」
大きくハートを作って言ったセリフに新・宿舎は笑いに包まれたが、作り笑いなのがバレバレなのが1人。
「あー気に入らない人がいるようなので、ちょっと真面目にやりますね」
「おぉ、してして」
「私が選択する一緒に部屋を使いたいメンバーは」
「なんかプデュみたい」
「ニエルオッパで〜す!」
「おお〜〜?」
「なんで俺〜?」
ニヤニヤしながらきくダニエルに、私の1pickだから〜と笑顔で答えると更に顔が曇る彼。
部屋を決めるためにみんなでロフトへ移動しながら、不機嫌が隠しきれてないソンウに体当たりしにいく。
「オッパ、怒ってる?」
ユアは声がマイクに入らないようにソンウの耳に囁く。
ソンウもユアがしたのと同じようにユアの耳に直接囁く。
「俺が嫉妬するのわかってるでしょ」
「うん、知ってる」
「悪い子だね」
調子に乗って巫山戯るユアを戒めるように耳を強めに噛まれる。
「ンッ、オッパ、待ってて、私の引きの強さ、知ってるでしょ?」
去り際に耳元にキスを落とされたソンウは、それだけで先ほどのユアの言動全てが消化された気がした。
勿論わかっているのだ、番組的面白さがあることを。それに、もしユアがソンウの名前を言ったからといって、面白くなければ意味がないわけで。
ぐるぐる回っていた思考にヒョンの番ですよ、と声をかけられて我にかえる。
ロフトを見回すとデフィにくっついているユアの姿。待ってて、さっき言われた言葉をもう一度口の形で伝えられる。
小さく頷くことで返事として、螺旋階段を降りる。
ベッドは四つ。
ソンウとジソン、ダニエルが揃い、もしこれであと1人がユアだったのならば、本当に彼女の引きは強すぎることになる。
あと何人残っているのかわからないが、そこまで考えたところで、部屋の外から叫ぶ声がした。
「ユア、行きま〜〜す!ソンウオッパ〜!待っててくださ〜い!」
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