10話
夢小説設定
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「オッパ、これちょっと」
「俺がやっていいの?」
「オッパにしてほしい」
そう言って部屋を訪ねてきたのはユアだ。
ポジション評価中の為部屋が違うユアとソンウは逢瀬の為にはどこかで待ち合わせをするか、お互いの部屋に行くかの二つが選べた。
今は約束したわけではないのだが、ユアがソンウに会いたくて、否、パックを顔に塗って欲しくてきたのだ。
ユアはすでにパックで灰色になっているソンウの頬を指の腹で撫でながら言う。
「最初は自分でやろうとしたんですけど上手くいかなくて。ソンウニオッパにやってもらおうと思ったらオッパのとこ行けって」
「なるほど」
「ほくろどっかいっちゃいましたね」
もともとほくろがあった位置に指を滑らせながらそう言うユアはふにゃりと笑った。
「迷惑じゃなければ、やってほしいんですけど」
「いいよ」
「やった」
そういって目を閉じたユアの顔にパックを塗り広げていく。先ほど同室の者たちにやったような手つきは封印して。
「でもちょっと残念です」
「なんで?」
「これ、私もソンウオッパにやりたかった」
「なんで?」
「だってこんなに気持ちいいんだもん。オッパが誰かにしてもらってこんな気持ちになったならちょっと嫉妬します」
「ッ……」
「オッパ?終わった?」
「終わった。顔洗いに行こ」
「え、これ待つんじゃ」
同室者たちのひやかしを背にユアの手を引き部屋を飛び出したソンウには、とにかくいますぐ誰もいないところでユアを抱きしめることしか頭にないようだった。
「俺がやっていいの?」
「オッパにしてほしい」
そう言って部屋を訪ねてきたのはユアだ。
ポジション評価中の為部屋が違うユアとソンウは逢瀬の為にはどこかで待ち合わせをするか、お互いの部屋に行くかの二つが選べた。
今は約束したわけではないのだが、ユアがソンウに会いたくて、否、パックを顔に塗って欲しくてきたのだ。
ユアはすでにパックで灰色になっているソンウの頬を指の腹で撫でながら言う。
「最初は自分でやろうとしたんですけど上手くいかなくて。ソンウニオッパにやってもらおうと思ったらオッパのとこ行けって」
「なるほど」
「ほくろどっかいっちゃいましたね」
もともとほくろがあった位置に指を滑らせながらそう言うユアはふにゃりと笑った。
「迷惑じゃなければ、やってほしいんですけど」
「いいよ」
「やった」
そういって目を閉じたユアの顔にパックを塗り広げていく。先ほど同室の者たちにやったような手つきは封印して。
「でもちょっと残念です」
「なんで?」
「これ、私もソンウオッパにやりたかった」
「なんで?」
「だってこんなに気持ちいいんだもん。オッパが誰かにしてもらってこんな気持ちになったならちょっと嫉妬します」
「ッ……」
「オッパ?終わった?」
「終わった。顔洗いに行こ」
「え、これ待つんじゃ」
同室者たちのひやかしを背にユアの手を引き部屋を飛び出したソンウには、とにかくいますぐ誰もいないところでユアを抱きしめることしか頭にないようだった。