9話
夢小説設定
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「本当にヌナがついてかなくていいの?」
「あ~ヌナ!ほんとに大丈夫だってば!」
「ん~~でも痛いんでしょ?」
病院に行かなきゃいけないのはウジンの方であるのに、その両手を握り痛そうな顔をしているのはユアという、なんともおかしな図がコンセプト評価が終わった舞台裏で繰り広げられていた。
「私りんごむくの上手いんだよ。皮全部くっつけてむけるの。知ってた?」
「あ~~そうなの?」
ユアはウジンのことを今にも本当に泣くのではないかというほど潤んだ目で見つめているし、ウジンの方もユアを説得するためにしっかりと目を合わせて喋っている。
完全に二人の世界になっているが、ここは舞台裏であって、二人を囲むようにしてNEVERのメンバーは全員いる。
「うん、必要でしょ?」
「んん~~それは今度ソンウヒョンにやってあげて」
「わかった」
「お~~期待してる~」
「すぐ帰ってくる?」
「うん」
「本当に?急にいなくなったりしない?」
「うん」
「…………わかった」
公演が終わってからというもの、様々な特技、自分が必要であるあらゆる理由を並べ立てながら、ウジンとの攻防を続けていたが、それにもついに決着がついた。
「大好き」
そう言ってハグする姿はただの姉弟のようでもあり、そうでなくも見える。
この場で一番気まずいのは誰なのか。
少なくとも、ユアを除く全員がそう感じているのは確かだった。
「あ~ヌナ!ほんとに大丈夫だってば!」
「ん~~でも痛いんでしょ?」
病院に行かなきゃいけないのはウジンの方であるのに、その両手を握り痛そうな顔をしているのはユアという、なんともおかしな図がコンセプト評価が終わった舞台裏で繰り広げられていた。
「私りんごむくの上手いんだよ。皮全部くっつけてむけるの。知ってた?」
「あ~~そうなの?」
ユアはウジンのことを今にも本当に泣くのではないかというほど潤んだ目で見つめているし、ウジンの方もユアを説得するためにしっかりと目を合わせて喋っている。
完全に二人の世界になっているが、ここは舞台裏であって、二人を囲むようにしてNEVERのメンバーは全員いる。
「うん、必要でしょ?」
「んん~~それは今度ソンウヒョンにやってあげて」
「わかった」
「お~~期待してる~」
「すぐ帰ってくる?」
「うん」
「本当に?急にいなくなったりしない?」
「うん」
「…………わかった」
公演が終わってからというもの、様々な特技、自分が必要であるあらゆる理由を並べ立てながら、ウジンとの攻防を続けていたが、それにもついに決着がついた。
「大好き」
そう言ってハグする姿はただの姉弟のようでもあり、そうでなくも見える。
この場で一番気まずいのは誰なのか。
少なくとも、ユアを除く全員がそう感じているのは確かだった。