7話
夢小説設定
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「ソンウオッパ、最近あんまり会いませんね」
「ユアがジソンイヒョンといるからね」
「お、嫉妬ですか~?」
「うん」
「ぉお、そうまじめに返されると照れますね」
ジソンがお風呂に入るということで流石に一緒に入ることができないユアは、小さなボーカル練習室で音楽を聴いていたのだが、そこに練習終わりらしいソンウが入ってきたのだ。
ここはカメラがない珍しい部屋で、分量が欲しい練習生たちの多くは此処を使いたがらない。
ユアがひとりで静かに練習したいときに使う部屋だった。
笑いながら膝を抱えて座るユアの髪を耳にかけてやりながらソンウは囁く。
「そんなににこにこしてると、勘違いしちゃうよ」
「なにを?」
笑みをたたえたまま首をかしげるユアに、いよいよ壁が崩れ去る音が聞こえる。
「俺のことが好きなんじゃないのって」
「オッパこそ」
「勘違いしてくれるの?」
「オッパは私のこと大好きですもんね」
茶化してそう言ってきているのはわかっていた。それからその茶化しに乗らなくてはいけないことをわかっていても、そう返事することを止められなかった。
「うん、好きだよ」
「え、」
「すき、ユアのことが好き。俺のものになって」
普段の笑顔を隠し、真面目な表情でソンウに見つめられることが今までなかったユアは、言われた内容も相まって完全に赤くなっていた。
思わずといったように目を逸らし、顔を膝に埋めようとしたところをすんでの所で阻止したソンウはユアの上気した頬や潤んだ瞳に淡い期待を捨てられなかった。
「ユアがジソンイヒョンといるからね」
「お、嫉妬ですか~?」
「うん」
「ぉお、そうまじめに返されると照れますね」
ジソンがお風呂に入るということで流石に一緒に入ることができないユアは、小さなボーカル練習室で音楽を聴いていたのだが、そこに練習終わりらしいソンウが入ってきたのだ。
ここはカメラがない珍しい部屋で、分量が欲しい練習生たちの多くは此処を使いたがらない。
ユアがひとりで静かに練習したいときに使う部屋だった。
笑いながら膝を抱えて座るユアの髪を耳にかけてやりながらソンウは囁く。
「そんなににこにこしてると、勘違いしちゃうよ」
「なにを?」
笑みをたたえたまま首をかしげるユアに、いよいよ壁が崩れ去る音が聞こえる。
「俺のことが好きなんじゃないのって」
「オッパこそ」
「勘違いしてくれるの?」
「オッパは私のこと大好きですもんね」
茶化してそう言ってきているのはわかっていた。それからその茶化しに乗らなくてはいけないことをわかっていても、そう返事することを止められなかった。
「うん、好きだよ」
「え、」
「すき、ユアのことが好き。俺のものになって」
普段の笑顔を隠し、真面目な表情でソンウに見つめられることが今までなかったユアは、言われた内容も相まって完全に赤くなっていた。
思わずといったように目を逸らし、顔を膝に埋めようとしたところをすんでの所で阻止したソンウはユアの上気した頬や潤んだ瞳に淡い期待を捨てられなかった。