第3話
夢小説設定
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待機所に向かう間2人は無言で歩いていた
報告書を手伝って欲しいとは言われたら手伝うことなどなかった
ボッーと窓から外の景色を眺めているとカカシから声をかけてきた
「今日さ、紅に酒酒屋に天野を連れて来いって言われたんだよね。」
「…」
一瞬何を言われているのか分からず、反応が遅れてしまった
「天野、聞いてる??」
「は、はぁ…はたけ上忍も行かれるのですか?」
「ん、まぁ強制的に参加になったのよ」
「そうですか…」
再び二人の間に沈黙が訪れた
「よし、書き終わったからそのまま出して行こうか」
カカシが声を上げて立ち上がったのでつられて立ち上がり、返事をした
「はい」
カカシが受付に報告書を提出するから出口で待っていろと言われ大人しく言う通りに待っていた
しばらくするとのんびり歩きながら中から出てきた
それじゃあ行こうかと声をかけられ、2人で集合場所へ向かう
酒酒屋の前に2人の姿はなかったため中に入って確認する
奥の座敷の方に待ち構えていた
もう既に半分出来上がっている様子の紅が私たちを確認すると手を挙げてこっちこっちと手招きしてきた
嫌な予感しかしないがとりあえず席に着くことにした
そして私の嫌な予感は的中した
紅はわざわざアスマの隣に座っていたため必然的に私はカカシの隣に座ることになる
せめて向かい側が良かった
今からでもいいから交代してくれと視線で訴えても2人は何処吹く風という感じで気づいていないふり
気まずさは頂点に達していた
そこにすかさず紅がメニューを1つだけ差し出してきた
2人で見ろということが見え見えである
まあそこは素直に従っておくことにした
注文をし終え、品物が運ばれてくるのを待つ間アスマが最初に口を開いた
「こうやって集まるのは久しぶりだな」
「そうね、あの時はまだ小さい頃だったものね」
と紅は懐かしむような表情で話した
確かにとても久しぶりだ
そしてあの頃は4人ではなく6人だった
オビトとリンのことがあってから段々とみんなで集まることが減っていき、最終的には音信不通になってしまったのだ
こうしてゆっくり出来る時間が作れるのは里が落ち着きを取り戻し、平和へ1歩近づいたということだろう
しかし、私とカカシは顔を合わせても話すことすら無くなっていた
その原因は分からないままもう既に数十年は経っている
大体の予想は着いている
彼は大切な人たちを無くしすぎた
これ以上大切なものを無くさないように大切なものを最初から作らないようにしているのだろう
いつも彼は人と一線を引いている
来る者拒まず去るもの追わずとはよく言ったものだ
一時期は火影様でも手の施しようがないほど荒れていた
色々とあり過ぎて人とあまり深く関わろうとしない
だから尚更今回のことは稀なのだ
「そういえば今日からサンズはカカシ班に臨時入隊したんだってな」
「うん、前から少し話したりとかご飯食べたりとかしてて顔見知りではあるんだけど、やっぱ任務となると不安もあるんだよね」
「そうかしら?サンズは暗部に居たのも長いんだし、色んな奴と組んでるからそこんところは臨機応変に動けるでしょ」
「…そうだといいんだけどね」
思わず苦笑いが漏れる
なにせあの意外性No.1のうずまきナルトがいるのだから心配事は絶えないだろう
今までのカカシの苦労が見て取れる
頃合を見計らったかのように店員が注文したものを運んできた
それぞれのグラスを手に持って乾杯して口に運ぶ
よくよく考えるとお酒を飲むのも久しぶりである
木ノ葉崩しのこともあり、更には通常任務に移ったのでここ最近は任務に明け暮れていた
疲れた体にはよくしみる
「ところでお前らは仲直りする気にはなったのかよ」
アスマの問いかけに私は何も言えずに押し黙ってしまった
「別にどうでもいいでしょ、俺はこの人と今まで知り合った覚えはなーいよ」
とカカシが口にした途端空気が重くなってしまった
「そ、そうだよ!2人とも!喧嘩とかする以前に知り合ってなかったんだから。ね、はたけ上忍?」
私はわざとらしく明るく声を発した
それを聞いた2人はどこか腑に落ちない様子だったがそのまま他愛のない話をした
「あ…もうこんな時間、そろそろお開きにしましょうか」
紅が店の時計を見て言った
その言葉に同意して皆重い腰を上げ会計に向かった
カカシとアスマはお金だけ渡して先に店を出た
「なぁおい…お前ほんとにこのままでいいのか?」
先に口を開いたのはアスマだった
俺は何がっと言いたいところだったが、とぼけても無駄だと目で訴えられたので言わないことにした
「まぁ、お前らがこうなった経緯は聞かなくてもだいたい想像が着くがよ、もういいんじゃねぇか?自分を許してやれよ、いい加減サンズも限界だぞ」
「ッ…俺は……「お待たせーー!」
カカシが声を上げようとしたところであとの二人も店からでてきた
安堵のため息を吐いたカカシを見てアスマはこれでもかとカカシを睨みつけた
カカシは気づいていないふりをしていたがそういえばといい案が思いついた
「なぁカカシ、俺は紅を家まで送っていくからよ、お前はサンズをいえまでおくっていってやれ」
「「は!?」」
と二人揃えて声を上げてしまった
「じょ、冗談でしょ私そんなの必要ないし!」
上擦った声で反論した
カカシはと言うととても腑に落ちないご様子だ
「あら?でもサンズの家ってカカシの隣じゃなかった?」
紅は意地の悪い笑顔を私に向けてきた
私は紅になんで言うのよっと視線を送った
「そうなの?」
とカカシに問われ頷くことしか出来なかった
カカシはわざとらしく深いため息を吐き「じゃあ仕方ないね」と言って歩き出した
ほら行きなさいと背中を紅に押され私も渋々ついて行った
その後はまたもや無言で歩きあっという間に部屋に着いた
「じゃ、また明日ね、おやすみ」
「お、おやすみなさい」
顔を見ずに返事をして急いで部屋の中に入った
そのままドアにもたれ掛かりズルズルと座った
初日から散々な目にあった
家が隣だと気づかれないようにして過ごしていたのが全て水の泡になってしまった
この代償はアスマに払ってもらうとして、この先が思いやられる
その日は嫌なことを考えないようにさっさとやること済ませてベットに入った
報告書を手伝って欲しいとは言われたら手伝うことなどなかった
ボッーと窓から外の景色を眺めているとカカシから声をかけてきた
「今日さ、紅に酒酒屋に天野を連れて来いって言われたんだよね。」
「…」
一瞬何を言われているのか分からず、反応が遅れてしまった
「天野、聞いてる??」
「は、はぁ…はたけ上忍も行かれるのですか?」
「ん、まぁ強制的に参加になったのよ」
「そうですか…」
再び二人の間に沈黙が訪れた
「よし、書き終わったからそのまま出して行こうか」
カカシが声を上げて立ち上がったのでつられて立ち上がり、返事をした
「はい」
カカシが受付に報告書を提出するから出口で待っていろと言われ大人しく言う通りに待っていた
しばらくするとのんびり歩きながら中から出てきた
それじゃあ行こうかと声をかけられ、2人で集合場所へ向かう
酒酒屋の前に2人の姿はなかったため中に入って確認する
奥の座敷の方に待ち構えていた
もう既に半分出来上がっている様子の紅が私たちを確認すると手を挙げてこっちこっちと手招きしてきた
嫌な予感しかしないがとりあえず席に着くことにした
そして私の嫌な予感は的中した
紅はわざわざアスマの隣に座っていたため必然的に私はカカシの隣に座ることになる
せめて向かい側が良かった
今からでもいいから交代してくれと視線で訴えても2人は何処吹く風という感じで気づいていないふり
気まずさは頂点に達していた
そこにすかさず紅がメニューを1つだけ差し出してきた
2人で見ろということが見え見えである
まあそこは素直に従っておくことにした
注文をし終え、品物が運ばれてくるのを待つ間アスマが最初に口を開いた
「こうやって集まるのは久しぶりだな」
「そうね、あの時はまだ小さい頃だったものね」
と紅は懐かしむような表情で話した
確かにとても久しぶりだ
そしてあの頃は4人ではなく6人だった
オビトとリンのことがあってから段々とみんなで集まることが減っていき、最終的には音信不通になってしまったのだ
こうしてゆっくり出来る時間が作れるのは里が落ち着きを取り戻し、平和へ1歩近づいたということだろう
しかし、私とカカシは顔を合わせても話すことすら無くなっていた
その原因は分からないままもう既に数十年は経っている
大体の予想は着いている
彼は大切な人たちを無くしすぎた
これ以上大切なものを無くさないように大切なものを最初から作らないようにしているのだろう
いつも彼は人と一線を引いている
来る者拒まず去るもの追わずとはよく言ったものだ
一時期は火影様でも手の施しようがないほど荒れていた
色々とあり過ぎて人とあまり深く関わろうとしない
だから尚更今回のことは稀なのだ
「そういえば今日からサンズはカカシ班に臨時入隊したんだってな」
「うん、前から少し話したりとかご飯食べたりとかしてて顔見知りではあるんだけど、やっぱ任務となると不安もあるんだよね」
「そうかしら?サンズは暗部に居たのも長いんだし、色んな奴と組んでるからそこんところは臨機応変に動けるでしょ」
「…そうだといいんだけどね」
思わず苦笑いが漏れる
なにせあの意外性No.1のうずまきナルトがいるのだから心配事は絶えないだろう
今までのカカシの苦労が見て取れる
頃合を見計らったかのように店員が注文したものを運んできた
それぞれのグラスを手に持って乾杯して口に運ぶ
よくよく考えるとお酒を飲むのも久しぶりである
木ノ葉崩しのこともあり、更には通常任務に移ったのでここ最近は任務に明け暮れていた
疲れた体にはよくしみる
「ところでお前らは仲直りする気にはなったのかよ」
アスマの問いかけに私は何も言えずに押し黙ってしまった
「別にどうでもいいでしょ、俺はこの人と今まで知り合った覚えはなーいよ」
とカカシが口にした途端空気が重くなってしまった
「そ、そうだよ!2人とも!喧嘩とかする以前に知り合ってなかったんだから。ね、はたけ上忍?」
私はわざとらしく明るく声を発した
それを聞いた2人はどこか腑に落ちない様子だったがそのまま他愛のない話をした
「あ…もうこんな時間、そろそろお開きにしましょうか」
紅が店の時計を見て言った
その言葉に同意して皆重い腰を上げ会計に向かった
カカシとアスマはお金だけ渡して先に店を出た
「なぁおい…お前ほんとにこのままでいいのか?」
先に口を開いたのはアスマだった
俺は何がっと言いたいところだったが、とぼけても無駄だと目で訴えられたので言わないことにした
「まぁ、お前らがこうなった経緯は聞かなくてもだいたい想像が着くがよ、もういいんじゃねぇか?自分を許してやれよ、いい加減サンズも限界だぞ」
「ッ…俺は……「お待たせーー!」
カカシが声を上げようとしたところであとの二人も店からでてきた
安堵のため息を吐いたカカシを見てアスマはこれでもかとカカシを睨みつけた
カカシは気づいていないふりをしていたがそういえばといい案が思いついた
「なぁカカシ、俺は紅を家まで送っていくからよ、お前はサンズをいえまでおくっていってやれ」
「「は!?」」
と二人揃えて声を上げてしまった
「じょ、冗談でしょ私そんなの必要ないし!」
上擦った声で反論した
カカシはと言うととても腑に落ちないご様子だ
「あら?でもサンズの家ってカカシの隣じゃなかった?」
紅は意地の悪い笑顔を私に向けてきた
私は紅になんで言うのよっと視線を送った
「そうなの?」
とカカシに問われ頷くことしか出来なかった
カカシはわざとらしく深いため息を吐き「じゃあ仕方ないね」と言って歩き出した
ほら行きなさいと背中を紅に押され私も渋々ついて行った
その後はまたもや無言で歩きあっという間に部屋に着いた
「じゃ、また明日ね、おやすみ」
「お、おやすみなさい」
顔を見ずに返事をして急いで部屋の中に入った
そのままドアにもたれ掛かりズルズルと座った
初日から散々な目にあった
家が隣だと気づかれないようにして過ごしていたのが全て水の泡になってしまった
この代償はアスマに払ってもらうとして、この先が思いやられる
その日は嫌なことを考えないようにさっさとやること済ませてベットに入った
