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コービット(ウォルツ)

「師匠」に拾われ、本を与えられ、あらゆる(冒涜的なものも含む)知識を蓄えていった。
それは「師匠」が彼を利用するためだと気付き、様々な方法で撃退を試みたがすべて失敗した。
そして、邪神となるついでに殺害しようとしたのだが…それすらも筋書きとおりであり、利用されることとなった。

感情がわからず、「師匠」に利用され続けて200年以上経った時、転機が訪れる。
乗っ取った男(今の者とはちがう)とその妻との愛の結晶…それを研究に役立てようと育てていた時、彼はその男の子への「愛」というものに気付いてしまう。
育てた理由、自身の在り方、理解できぬ感情…それらに苦悩し、最終的には研究を「失敗」として終わらせ、子どもから自身の存在の記憶を消し、姿を消した。

実験のためにもうけていた別の相手との子…こちらは女の子、にも「情」があると悟ったため、身を守るためのブレスレットを贈っている。

伴侶への愛というものは、乗っ取った際にすでにいたり相手から言い寄られたり…ということで一切ない。
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