俺らの姉ちゃん
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
〈前回までのあらすじ〉
昨日姉ちゃんが俺に電話してきた
どうやら俺に会いに寮に来るらしい
姉ちゃんは突発的に行動してくるから、あまり読めないが…
姉ちゃんが来ることで起こる事件なんてこの時の俺には予想出来なかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「というわけで監督、今日は俺の姉貴が来ることになった」
いづみ「そうなんだ!十座くんのご家族さんに会うの初めてだから緊張するー!」
真澄「監督、今日もかわいい、すき…♡」
いづみ「ねぇねぇ十座くんのお姉さんってどんな感じなの?」
綴「監督のスルースキル上がってるっすね…」
至「綴、そこ触れちゃダメなところ」
「…あんま俺に似てない、ッスね」
どっちかと言うとカワイイ系…ッス、と監督に伝えると目をキラキラさせた
俺の姉ちゃんに何を期待してるのか分からないが
いづみ「え、え、十座くんカッコイイ系なのにお姉さん可愛いの…!?想像ではクールで美人なお姉さんだったけど可愛いって…え、無理無理」
万里「監督ちゃんクソオタみたいな反応すんのマジウケるわ〜」
至「監督さん、ようこそこちらの世界へ」
「…………?」
俺には何を言ってるかさっぱりだが、とりあえず姉ちゃんが来ることは伝えられたからいいか…
ーピーンポーンー
いづみ「…きた!はぁーい!!」
今行きまーす!と聞こえるはずもないのに言いながら玄関へと走っていく監督
その後ろをついてまわる碓氷
俺も姉ちゃんが何かしでかさないかと思いついて行くことにした。
ーガチャッー
いづみ「はーい!」
「こんにちは、十座がお世話になってます!手作り苦手だったら申し訳ないのですが、これ良かったら皆さんで食べてください!!」
いづみ「わぁー!ありがとうございます!」
真澄「あんた…見たことある」
「ん?私は見たことないよ?」
真澄「天鵞絨駅前のお菓子屋で働いてる…」
「え、よく分かったね!」
えらいえらいと碓氷の髪を撫でる姉ちゃん
姉ちゃんは知らないと言ってるのに碓氷が知ってることに対しておかしいと思わなかったらしい
客として店に来てたら姉ちゃんが忘れるはずないのだが、あまり気にしていないらしい…
頭を撫でられている碓氷の顔が赤いのにも気づいてないようだ
「………!!十ちゃん!」
「おっと、危ねぇだろ姉貴」
「えへへ…久しぶりだね!元気にしてた!?私十ちゃんがいないから夜も眠れなくて…」
「それ、電話で聞いた」
「あっ、そうだったね!十ちゃんよく覚えてるね」
私なんでもすぐに忘れちゃうから〜、と言った姉ちゃん
忘れっぽく、俺ら想いな姉ちゃんはこう見えても凄腕のパティシエらしい
碓氷が言ってたお菓子屋は姉ちゃんが働いている所で、そこで和菓子や洋菓子も作っている
真澄「ねえ、あんたの名前は?」
「ん?私??私は兵頭なまえ。あなたは?」
真澄「碓氷真澄」
「そう、真澄くんね。よろしくね」
そう言って姉ちゃんが握手すると碓氷は両手でがっしりと手を握りしめ
真澄「…なまえ好き。」
いづみ「ダメだよ真澄くん!なまえさんは私のだから!!」
「あはは…なんかモテモテだね…」
「仕方ねえ、姉貴はいつもそうだからな」
そう、気づけばいつも姉ちゃんの周りには人が集まっていた
でも俺が姉ちゃんに近づくと全員離れていく
その事を1度姉ちゃんに話したことがあるが
ーみんな見る目がないんだよ、こんなに十ちゃんはカッコよくて優しいのにー
その一言で救われた
俺は3姉弟で1番目つきも悪いし、よく目をつけられる
でも、それでも良かった
俺の好きな姉ちゃんだけが俺のいい所を知ってくれていれば
「(なんて、姉ちゃんには言えねぇけどな)」
昨日姉ちゃんが俺に電話してきた
どうやら俺に会いに寮に来るらしい
姉ちゃんは突発的に行動してくるから、あまり読めないが…
姉ちゃんが来ることで起こる事件なんてこの時の俺には予想出来なかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「というわけで監督、今日は俺の姉貴が来ることになった」
いづみ「そうなんだ!十座くんのご家族さんに会うの初めてだから緊張するー!」
真澄「監督、今日もかわいい、すき…♡」
いづみ「ねぇねぇ十座くんのお姉さんってどんな感じなの?」
綴「監督のスルースキル上がってるっすね…」
至「綴、そこ触れちゃダメなところ」
「…あんま俺に似てない、ッスね」
どっちかと言うとカワイイ系…ッス、と監督に伝えると目をキラキラさせた
俺の姉ちゃんに何を期待してるのか分からないが
いづみ「え、え、十座くんカッコイイ系なのにお姉さん可愛いの…!?想像ではクールで美人なお姉さんだったけど可愛いって…え、無理無理」
万里「監督ちゃんクソオタみたいな反応すんのマジウケるわ〜」
至「監督さん、ようこそこちらの世界へ」
「…………?」
俺には何を言ってるかさっぱりだが、とりあえず姉ちゃんが来ることは伝えられたからいいか…
ーピーンポーンー
いづみ「…きた!はぁーい!!」
今行きまーす!と聞こえるはずもないのに言いながら玄関へと走っていく監督
その後ろをついてまわる碓氷
俺も姉ちゃんが何かしでかさないかと思いついて行くことにした。
ーガチャッー
いづみ「はーい!」
「こんにちは、十座がお世話になってます!手作り苦手だったら申し訳ないのですが、これ良かったら皆さんで食べてください!!」
いづみ「わぁー!ありがとうございます!」
真澄「あんた…見たことある」
「ん?私は見たことないよ?」
真澄「天鵞絨駅前のお菓子屋で働いてる…」
「え、よく分かったね!」
えらいえらいと碓氷の髪を撫でる姉ちゃん
姉ちゃんは知らないと言ってるのに碓氷が知ってることに対しておかしいと思わなかったらしい
客として店に来てたら姉ちゃんが忘れるはずないのだが、あまり気にしていないらしい…
頭を撫でられている碓氷の顔が赤いのにも気づいてないようだ
「………!!十ちゃん!」
「おっと、危ねぇだろ姉貴」
「えへへ…久しぶりだね!元気にしてた!?私十ちゃんがいないから夜も眠れなくて…」
「それ、電話で聞いた」
「あっ、そうだったね!十ちゃんよく覚えてるね」
私なんでもすぐに忘れちゃうから〜、と言った姉ちゃん
忘れっぽく、俺ら想いな姉ちゃんはこう見えても凄腕のパティシエらしい
碓氷が言ってたお菓子屋は姉ちゃんが働いている所で、そこで和菓子や洋菓子も作っている
真澄「ねえ、あんたの名前は?」
「ん?私??私は兵頭なまえ。あなたは?」
真澄「碓氷真澄」
「そう、真澄くんね。よろしくね」
そう言って姉ちゃんが握手すると碓氷は両手でがっしりと手を握りしめ
真澄「…なまえ好き。」
いづみ「ダメだよ真澄くん!なまえさんは私のだから!!」
「あはは…なんかモテモテだね…」
「仕方ねえ、姉貴はいつもそうだからな」
そう、気づけばいつも姉ちゃんの周りには人が集まっていた
でも俺が姉ちゃんに近づくと全員離れていく
その事を1度姉ちゃんに話したことがあるが
ーみんな見る目がないんだよ、こんなに十ちゃんはカッコよくて優しいのにー
その一言で救われた
俺は3姉弟で1番目つきも悪いし、よく目をつけられる
でも、それでも良かった
俺の好きな姉ちゃんだけが俺のいい所を知ってくれていれば
「(なんて、姉ちゃんには言えねぇけどな)」
2/2ページ