『合縁鬼縁』切原・ジャッカル・幸村（その１）・真田のせました。一応これで無印立海レギュラーメンバーは揃いました。後々、玉川くんや裏山くんや毛利さんあたりも追加できたらします。一旦は区切りとして。

　一番最初にこの合縁鬼縁のシリーズ、幸村（その２）のものから思いついて書こうと思ったのに、肝心の幸村その２がなかなか進まず、いまだに完成せず結局ラストになるという事態。幸村のはもうしばらくお待ちください。


　さて、今回までで追加でのせた作品について補足のようなものを記していきます。

♢舞い降りた天使♢
　ジャッカルお相手。ジャッカルは不幸体質のところがちょっとある優しい人だと思っています。そんな彼が、とことん巻き込まれ体質を極めてます。夢主は死神とも天使ともいえる存在。海外ドラマのスーパーナチュラルをご存じの方は、その二つのハイブリッドと思っていただけたら想像しやすいかと思います。天使の羽については、死に際の人のみが見えるということにしています。
　最後に夢主が自己犠牲について言いますが、それはジャッカルが俺を代わりにしてと交渉したことを示します。人の頼みや願いを極力叶えるようにできている、ましてや気を許しているジャッカルの願い。けれど内容は禁忌に触れるもの。生きている人の魂は何より尊いため、それを行うよりはとなり、リストを無視して事故をなかったことに。そんな行動も天界ではまあしゃあないよね、けど禁忌ではあるから存在を抹殺はしないまでもその役目は解くよ、みたいな感じでああいう結末にしました。イエスのことにも軽く触れています。これから人としての人生を謳歌して、ちょっと常識はずれなことをする夢主にあたふたするジャッカルと共に立海に通って欲しい。


♢一緒二住モ！♢
　夢主がちゃんと人間のホラー。ちょっと鈍感、というか大雑把を極めていますが。この作品は朱川さんの作品からインスピレーションを受けています。隣が空き家なのに音がするという。
　隣人（？隣霊？）は一緒に住みたいからドンドンしています。引っ越しの話とかをすると出て行かないで、一緒に住もうよと伝えたくてドンドンしている。けど、ドラキュラとかと一緒で招かれないと入れないため、夢主もどうせ入れやしないと言っています。
　タイトルは一二三の三がホラーということでひねり曲がって一緒二住モ！ってことで。


♢桜花爛漫♢
　真田お相手。真田は桜が本当によく似合う、そう思っていてできた作品です。きっと真田→上田城→桜！っていう単純な感じだと思います。上田城に桜というのも現代になってからではありますが。
　夢主は桜の精霊、枝垂桜そのもの。
　ちょうど春のこの時期にのせられてよかったです。
　ちなみに一人目の人は、北条綱成のつもりです。玉縄城もちょうど鎌倉のあたりだしと思いまして。北条氏綱も鶴岡八幡宮の再建もしましたし。
　真田と仲良くしていた住職さんですが、先代の住職でもいいですし、北条幻庵様でもいいですね。
　この後、桜の精霊である夢主が人として転生していて偶然真田と出会ってそれからくっつくとかでもいい。