PokémonSS
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チリンと心地よい鳴き声が響く。彼女の手持ちであるチリーンが眠る主を少しでも涼めようとしているのだろうか。
「いくら暑いとはいえ、そんな格好で。風邪ひくとよ」
資料が広がる机に突っ伏して眠るナマエ。
全くと思いながら、ちらかっている机上の書類を手に取り整える。それらを何となく眺めると色々と苦心しているのか数多のユニフォームデザイン案のようなものがあった。
ふと、以前ジムリーダーとなった自分のあくユニフォーム姿を見たときの彼女の反応を思い出した。
『可愛……じゃなくて!そんなに肌出して!いくらあくタイプのジムリーダーだからってマリィちゃんまで防御を低くする必要はないわよ。いやまあ、あくタイプといいそれがまたい……ゲフンゲフン。それに、体を冷やすのは毒!』
そして、私がデザインするわ!なんて息巻いていたな。デザイナーの血が滾るなんて言っていたが。
「ナマエも人のこと言えんたいね」
かくいうナマエも、今はタンクトップにショートパンツという露出の多い格好だ。しかも無防備に寝ている。
また彼女がアニキに危機管理がなっていないなどとやかく言われる前にと、そっとブランケットをかけた。