彼女の夏休み

“＊＊日目”

軽く誤って、彼女がちょっとお子様なことも話してみた

「ここの公園は花火禁止なんだよ」

彼女の話を聞くお巡りさんが諭す様に言うがむくれた彼女は聞く耳を持たない
それから花火の取り扱い講座と厳重注意を受けた俺らは帰る事となった
最後にお巡りさんが撤収する際、俺の後ろに隠れながらやっと彼女が声を出した

「ゴメンナサイ」

その後は俺の後ろに隠れたっきり
本当にお子様なんです
お巡りさんも苦笑して「気を付けてね」と一言よこして完全撤収となった



「君たち、徒歩だったの・・・・・？」

が、念のため再度の見回りに来たお巡りさんに再度見つかった
近所だからと１ｋｍ離れた公園に歩きで来ていた事に驚かれて呆れられた
ゴミ袋とバケツを持った俺と手ぶらの彼女を見て家まで送り届けられる事となってしまった

「本当、スミマセンでした」
「今後、気を付けてくださいね」
「ハーイ♪」

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