彼女の夏休み

“＊＊日目”

彼女が振り返ってすぐに笑顔になった

「この前のおまわりさん！！」

そうだけっけ？
とりあえず巡回している最中に花火の灯りを見つけたそうで
が仕方、彼女はそんな事などお構いなしでいきなり自分の服をめくって腹を見せた

「もう、お腹痛くないよ♪」

あの時のお巡りさんじゃない気がする
彼女の珍プレーに俺がすぐさまめくった部分を下ろす
やっぱり以前騒動でお世話になったお巡りさんとは違うようでドン引きされた
パトカーに連行されて二人で別々に話を聞くはずだが

「一緒じゃなきゃイヤ！」

散々、駄々をこねて一緒じゃないと話さないと言う彼女に別のお巡りさんが俺らの事情を調べ始めた
確か前回は（謎の）お手伝いとかで腹に傷抱えて帰ってきてソレが開いて痛みだして騒ぎになったっけ？
彼女が年齢を疑うくらい幼稚です、て記録とか残ってないかな
彼女がもくと言う名の駄々をこねている間にあらかたの事情を話してみた


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