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冒険者珍道中

小迷宮 呪いの洞穴

B8F
悪夢を運ぶ者は幻覚催眠を使った!
ナギットとクロは錯乱した!

クロ&ナギット『ウヒヒヒッヒヒヒヒイヒヒヒヒヒ!!!
キキョウ「ギャー!ナギットさーん!」
アオニ「笑い方気持ち悪いからもっと別のヤツを検討してほしい!」
キキョウ「案外余裕だなお前」
アオニ「でも困った。リフレッシュを使える2人がピンポイントで錯乱してるのはマズイよね」
キキョウ「カニカニ弁当を使えばいいんじゃ……ってイテテ、クロ!巻物投げないでくれよ!」
アオニ「使うにもあんな状態じゃあちゃんと食べてくれるかどうか……ナギットは装備品脱がないの!ストリップか!」
キキョウ「異常回復の巻物はないんだよな?」
アオニ「ないからカニカニ弁当しかない、どうにかして食わせるしかない」
キキョウ「錯乱している相手にどうやって?」
アオニ「まずお弁当を開ける」
キキョウ「ふむふむ」
アオニ「そして口に突っ込む」
キキョウ「え」
クロ「むごご」
アオニ「ほ〜らクロ〜コヌアさんが丹精込めて作ってくれたお弁当だよ〜美人の手作り弁当だよ〜味わって食べるんだよ〜」
クロ「もごもご」
キキョウ「うっわぁ……」
アオニ「よしキキョウ!こんな感じで食わせるんだ!大丈夫!窒息死はしないはずだから!」
キキョウ「日に日にクロの扱い雑になってきてね?そうしたい気持ちはわからんでもないけど」
クロ「…………」しーん
ナギット「どこに行ったの……どこに行ったの……?」うろうろ
悪夢を運ぶ者「(何やってんだアイツら……)」

B20F
ラフレシアは狂おしい異臭を使った!
アオニとキキョウは混乱した!

アオニ&キキョウ『アッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒイヒヒーハーーーーー!
クロ「さっきとは逆の展開じゃないですか」
ナギット「よりによって通路で戦ってる時にこの2人は!」
クロ「まあまあ、我々は無事だったんですから落ち着いて回復していきましょう。私はナギットの後ろにいますしフカ子やキキョウに殴られる事がないのが幸いです」
ナギット「ディバイドのために隣接してる俺が殴られるけどな……ま、職業柄慣れているからいいけど」
クロ「では、私はフカ子を正気に戻すのでナギットはキキョウをお願いしますね」
ナギット「わかっ……」

混乱したキキョウの攻撃!
武器効果によりナギットは即死した!

ナギット「がはっ」
クロ「はい?」

ナギットは世界樹の葉を使って復活した!

ナギット「……え。えっ?えっ?え…………?」
クロ「……回復、しましょうか」
ナギット「お、おう……?」

リフレッシュを使ってアオニとキキョウは正気に戻った。

アオニ「ハッ!」
キキョウ「おはようッスナギットさん!大丈夫だったッスか?」
ナギット「え、ああ、まあ……なんとか」
キキョウ「?」
アオニ「あれ?なんか世界樹の葉が減ってない?」
クロ「さっき混乱したキキョウがラフレシアに向かって投げてました」
キキョウ「マジ!?ゴメン!」
アオニ「いいよー混乱してたなら仕方がない……あれ?混乱ってアイテムを勝手に投げてたりしたっけ?」
クロ「それより早くラフレシアを倒しましょう。今はオーラが剥がれている状態ですしチャンスですよ」
アオニ「おっ!そうだね!ハヤブサ突きだー!」
キキョウ「雑草刈りだー!」
ナギット「……さっきの、アイツには絶対言うなよ」
クロ「もちろん」
ナギット「…………」

混乱と錯乱に何度か悩まされたりしたが、パレッテはダンジョンを踏破した。

アオニ「おわり」
クロ「混乱と錯乱の印象が濃いダンジョンでしたね」
ナギット「次はヌシがいるダンジョンだな」
キキョウ「ッスね〜」

流れ作業のように一行はヌシの巣窟である小迷宮へ足を踏み入れる

小迷宮、カガリの洞窟

キキョウ「ボスラッシュだー!」
クロ「中は普通のダンジョンですけどね」
アオニ「でも、こんなところにも新顔はいるみたいだよ」
はさみカブト「どもども」
キキョウ「固そう!」
ナギット「見た目からして防御高そうだな」
キキョウ「どんなに固いやつでも俺にかかればあっという間に確1ッスよ!」

キキョウの攻撃!はさみカブトは3ダメージ受けた!

はさみカブト「蚊でも止まったかな?」
キキョウ「!?」
アオニ「え、ちょ、桁おかしくない?」
クロ「攻撃力カンストしてるんじゃなかったんですか?!」
キキョウ「してるぞー!超してる!おかしいなぁーウサギはほぼ瞬殺できたのにー」
ナギット「メタルシザースみたいに特定の属性じゃないとまともなダメージが通らないとか?」
クロ「では、私の印術の出番ですかね」

クロは爆炎の印術を使った!はさみカブトに2ダメージ!

はさみカブト「日差しが強いなぁ」
クロ「???」
アオニ「カブトって属性攻撃に弱いはずじゃあ……」
キキョウ「詰み?詰み?」
ナギット「まだ詰んだって決まったわけじゃねーよ。モンスター図鑑によるとスキル封じが有効みたいだな」
アオニ「スキル封じが有効?どゆこと?」
ナギット「それは俺にもサッパリだ」
キキョウ「意味はわからなくても今はそれを試してみるしかないな!」
クロ「では、スキル封じの印石を使うのでキキョウは攻撃をお願いします」
キキョウ「まかせろ!」

クロはスキル封じの印石を使った!
はさみカブトはスキル封じになった!

はさみカブト「ふえっ!?」
キキョウ「ちぇすとー!」

キキョウの攻撃!はさみカブトは170ダメージを受けた!

はさみカブト「うわー」
キキョウ「急にダメージの通りがよくなった」
クロ「スキル封じがトリガーだったようですね」
キキョウ「次からは俺の封印切で代用するかなーでもよかったーサブにフーライとっといて、そうじゃなかったらロウを呼ぶところだった」
ナギット「…………」
アオニ「露骨に嫌そうな顔しないでよ。友達でしょ?」
ナギット「友達じゃねーし」
クロ「照れなくても」
ナギット「照れてねーし!」

B10F
赤獣ベスマオが現れた!

四人『わーお!』
キキョウ「えっと……誰だっけ」
アオニ「なんかこう……亀の甲らあって……攻撃しまくってたらひっくり返ってたやつ……」
ナギット「曖昧すぎやしねぇか?」
キキョウ「じゃあナギットさんは覚えてるんスか?」
ナギット「……よーし戦法はいつも通りディバイドからのバトルタンゴでいいんだよな?」
キキョウ「おーい」

赤獣ベスマオは甲羅突進を使った!

アオニ「うっわ、攻撃と一緒にめっちゃ移動した」
クロ「一気に反対側の端まで行かれてしまいましたね……」
キキョウ「轢かれたかと思ったらナギットさんが庇ってくれたから助かったッス!」
ナギット「そりゃどーも。攻撃するにはもう一回近くしかねーか」
キキョウ「じゃあ駆け抜けの印石使うッス〜」

赤獣ベスマオは甲羅突進を使った!

ナギット「戻ってきたぞコイツ」
キキョウ「えー!せっかく駆け抜けの印石使ったのにー!」
アオニ「アタシとキキョウは隣接しないとほとんどの攻撃が届かなくなるんだからこういうのやめてくれないと困るんだけど!」
ナギット「俺ができるだけ近づいて挑発すれば甲羅突進もしなくなくなるだろ」
キキョウ「そりゃナイスアイディアッス!」

ナギットは挑発を使った!
赤竜ベスマオは甲羅突進を使った!

アオニ&ナギット『おいコラアァァァァァァァァ!!!』
キキョウ「プレイ的にはストレス溜まるけどネタ的にはとってもオイシイことしてくれんなアイツ」
クロ「そういう点では空気を読めていると言えますね」

甲羅突進による移動が多いものの、なんとか撃破することに成功した。

B21F
魔竜エタラガムラが現れた!

ナギット「……こんな外見だったか?」
アオニ「びっくりするほど覚えてない」
キキョウ「俺も」
クロ「私もです」

魔竜エタラガムラは全員のTPを20吸い取った!

アオニ「わっ!?なに!?」
キキョウ「こんな技使ってたっけ!?」
クロ「さすがにこの技なら印象に残ってるはずですが」
ナギット「再戦だから新技習得してきたってあれか?」

魔竜エタラガムラは魔導弱化を使った!
アオニ、クロ、キキョウの属性防御が下がった!

アオニ「派手なことしてきたわりに地味だね」
キキョウ「防御下げてもナギットさんが庇ってくれるから問題ないぞ」
ナギット「肝心な俺の属性防御は下がってねーし」
クロ「ことごとく残念なボスですね」

魔竜エタラガムラは力を貯めている!

クロ「ルーンの輝きからの凍牙の印術」

魔竜エタラガムラの力貯めは解除された!
魔竜エタラガムラは力を貯めている!

アオニ「ブレイバンドからのハヤブサ突き」

魔竜エタラガムラの力貯めは解除された!
魔竜エタラガムラは力を貯めている!

キキョウ「乱舞の型からの五月雨突き」

魔竜エタラガムラの力貯めは解除された!
魔竜エタラガムラは力を貯め

ナギット「なあこれループしてね?
アオニ「パターン入ったねこりゃ」
クロ「本当に残念なボスですね」
キキョウ「ノーダメ撃破になる予感」

魔竜エタラガムラを倒した!

四人『あー……』

最下層のボスの残念具合に複雑な気持ちを抱きつつ、一行は次のダンジョンへ。

小迷宮 メメタの岩場

B10F
猿魔皇帝が現れた!

キキョウ「さっき図鑑で確認したから知ってる!コイツ猿王魔だ!」
アオニ「早速果物を落としてきたね」
ナギット「そーいや前は果物を落とすとほぼ同時に倒したんだっけな……」
クロ「どんなことをしてくるのか楽しみですねー」
キキョウ「だなー!まあ、俺たちにかかれば大したことは……」

猿魔皇帝は果実投げを使った!
キキョウはゾワゾワ、スキル封じ、頭封じになった!

キキョウ「んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!気持ち悪いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
アオニ「うっわ。状態異常のオンパレード」
クロ「はいはい治療しますねー。紫の果実は状態異常と」
ナギット「後は緑の果実と赤の果実だけど……」

猿魔皇帝は果実無げを使った!
赤の果実はキキョウを中心に爆発した!アオニとナギットが巻き込まれた!

アオニ&ナギット&キキョウ『んぎゃあ!』
クロ「あらまあ爆発」
キキョウ「上手に焼けましたー」
クロ「あらまあこんがり」
アオニ「ムカついたから緑の果実壊したら回復したよ。ちょっとだけ」
ナギット「でも猿魔皇帝もちょっと回復してるよな」
アオニ「だったらそれを上回る勢いで攻撃すればいいだけ」
キキョウ「こんな奴は俺の鳥獣退治とアオニのハヤブサ突きでイチコロリンだ!!」
アオニ「ころころしてやるー!」
クロ「あらまあ可愛らしい」
ナギット「ヌシ戦なのに緊張感ねーよなぁ」

緊張感が死んだまま猿魔皇帝を倒した

B27F
火炎樹ヤテベオが現れた!

アオニ「うっわ!汚いアルルーナ再び!」
ナギット「アルルーナって何だよ」
アオニ「え?アタシ今何か言ってた?」
ナギット「……」

火炎樹ヤテベオは力を溜めている!

キキョウ「いきなり何か仕掛けてきそうだな!」
クロ「攻撃で阻止できたらいいんですけどねぇ」
アオニ「さすがにもうエタラガムラみたいなハメはできないでしょ」
ナギット「力溜め攻撃はディバイドで庇えないから自分でどうにかしろよ」
キキョウ「えぇー」
クロ「死なないようにお祈りしておきますか」
キキョウ「俺らいっつも祈ってんな」

火炎樹ヤテベオは業火の舞を使った!
アオニに229ダメージ!
ナギットに75ダメージ!
キキョウに272ダメージ!
クロに226ダメージ!
キキョウとクロは倒れた!世界樹の葉を使った!

アオニ&ナギット「!?!?」
キキョウ「死ぬかと思った!」
クロ「見事に倒れましたね!」
ナギット「え、ちょ!?一撃!?確1!?」
アオニ「アタシがギリギリ立ってる状況なんだけど!!」
クロ「さて、どうしましょうか?黄泉の粉とブレイバンドを忘れた状況で」
キキョウ「余裕ぶっこいたツケだな!」
クロ「ファイアガードは?」
ナギット「あー……すまん、前に休養した時に切っちまった」
アオニ「ええ……やばくない?」
キキョウ「今までに類を見ないピンチ」
アオニ「エペタムをようやく+99にしたのに……」
ナギット「そっちかよ」
クロ「まあそっちでしょうね」
アオニ「ええい!こうなったら仕方がない!世界樹の葉とネクタルはあるっちゃあるから殴りまくる!こっちのアイテムが尽きるか、アタシたちが全滅するかの殴り合い合戦だああああ!!」
クロ「きゃーフカ子たくましいー」
ナギット「それただの特攻なんじゃ……」
キキョウ「俺の灰は海に撒いてほしいッス」
ナギット「最初から死を悟るな」

火炎樹ヤテベオは力を溜めている!

アオニ「ぎゃー!また来たー!」
クロ「最後は華々しく散りたいものです」
アオニ「死を悟らない!」
クロ「でも止められそうにありませんよ?」
ナギット「よーし歯ぁ食いしばっとけ」
キキョウ「ナギットさんも諦めが早いッスね」
ナギット「俺が庇えるやつなら任せとけって言えるけど、庇えないやつはどうしようもねーの」

火炎樹ヤテベオは業火の舞を使った!
キキョウとクロは倒れた!キキョウは世界樹の葉で復活した!

キキョウ「リバイブ!」
アオニ「お帰り」
ナギット「世界樹の葉が足りなくてクロが復活しねぇんだけど」
アオニ「ネクタルの出番だね。ここに来て初めてボス戦でネクタル使うよ……」

クロはネクタルで復活した

クロ「おはようございます」
キキョウ「1ターンぶりだな!」
アオニ「言わなくてもわかること言うけど次に業火の舞を使われたらアウトだよ」
ナギット「時間は残されてねぇってか」
キキョウ「業火の舞以外が来てほしいなーいいなー」

火炎樹ヤテベオは弱化の霧を使った!
アオニの属性防御力が下がった!

アオニ「あ、これは業火の舞が来たら耐えられないパターンのやつ」
クロ「ずっと温めておいた弱体解除の巻物が役に立つ時がようやく来ましたね」
ナギット「俺が使っておくから攻撃は任せたぞ」
アオニ「よろしく!」

火炎樹ヤテベオは業火を使った!
ナギットは全て庇った!

ナギット「普通の業火なら余裕で庇えるわ」
キキョウ「ナギットさんたくましー!」
アオニ「こういうのが続いてくれるとありがたいんだけどなー」

アオニはハヤブサ突きを使った!
火炎樹ヤテベオを倒した!

クロ「まああっさり」
キキョウ「クロ復活する必要なかったんじゃね?」
クロ「しょんぼり」

ガチで苦戦するハメにはなったがなんとか勝てたので結果オーライ。しょんぼりするクロを慰めて、一行は次のダンジョンへ。

小迷宮 ツヅマ森林
B3Fにて

アイスドレイク「久しぶり〜」
クロ「いつぶりでしょうか」
アオニ「第9迷宮ぶりだったかな?他の場所にもいたような気もするけど忘れちゃった」
キキョウ「アイツきらーい、鈍足移動だけどでHP半分固定ダメの遠距離攻撃してくるもーん」
アオニ「嫌いって言っても出て来た以上は倒すか麻痺させるかして対処しないと……」
ナギット「…………」
アオニ「って、ナギットどうしたの?」
ナギット「ア、イヤ、ベツニ、ナンデモ、ナイゾ」
キキョウ「超絶カタコトだし顔色も悪いッスよ?入院した時の後遺症でも残ってるんスか?」
ナギット「後遺症なんてねーし?本当になんでもないって、うん、ホント」
アオニ「無理するのはよくないよ。体調が悪いんだったらここに監視砦を建ててからすぐ戻ぐらいするし、コンディションが万全じゃないメンバーを無理に探索させたくない」
ナギット「だ、だからマジで何でもねーって……な?」
クロ「……砦を建てるにしても、まずはそこのアイスドレイクを倒した方がよろしいかと」
キキョウ「おっと、そりゃそうか。竜退治〜」

アイスドレイクを倒した

アイスドレイク「ひでぶ」
ナギット「ホッ……」
アオニ「あれ?顔色よくなってない?」
ナギット「だから何でもないって言っただろ」
キキョウ「そうなんスかね?」
ナギット「そうだっつーの。ホラ、早く先に行くぞ」
キキョウ「んー?」
クロ「(あああ……樹海の雷王の結婚未遂がトラウマになって……ドレイク系にも怯えて……)」

このことは自分の胸に留めておこうと決意したクロなのであった

B15F
死ノ顎マントンマが現れた!

アオニ「知ってた」
キキョウ「今回は黄泉の粉も持ってきたしブレイバンドも拾ってきたから大丈夫だろ!」
ナギット「ヤテベオみたいな思いはもう2度としたくねーしな」
クロ「さて、出方を伺ってみましょうか」

死ノ顎マントンマは大顎投げを使った!
キキョウは放り投げられた!

キキョウ「ああああああ!?お空飛んでるぅぅぅぅ!!
アオニ「キキョウー!?」
クロ「見事な飛びっぷりですねー画面外に消えましたよ」
ナギット「帰ってこーい!」
キキョウ「はーい!」
ナギット「え」

画面外まで飛んで行ったキキョウはナギットと衝突!
キキョウに160ダメージ!
ナギットに10ダメージ!
ついでにキキョウに20ダメージ!
巻き添えでアオニに13ダメージ!

ナギット「おぶえ」
キキョウ「痛い……死ぬ……」
クロ「即死じゃないだけよかったじゃないですか」
キキョウ「せやな」
アオニ「あーびっくりした、びっくりしたぁ。一瞬何が起こったのかわからなかったよ」
ナギット「今の攻撃でキキョウを一撃で落とせなかったから俺たちが食らっても問題ないと。あとディバイド貫通と」
クロ「私は死にそうなのでなるべく距離をとっておきます」
キキョウ「お空飛ぶのは楽しいけどメッチャ痛いからヤダぁ……」
ナギット「嘆いてねーでメディカ飲んで回復しとけ。体力ギリギリなんだろ」
キキョウ「ナギットさん優しい……」
アオニ「ディバイドとバトルタンゴ終わったらナギットは基本的に暇になるんだっけ」
ナギット「やることねーからリジュネワルツするなり通常攻撃したりとか、それぐらいしかねーわ」
キキョウ「いいなーナギットさんは暇でー」
ナギット「暇じゃねーし、庇うのもかなりの労働なんだよ」
クロ「私は遠くから凍牙の印術をするだけですし、ナギットはアイテムを投げるとかしても良いのでは?」
ナギット「んー、じゃあ余ってる睡眠の水葉でも投げとくか」

死ノ顎マントンマは睡眠になった!

アオニ「寝た!?」
ナギット「マジかよ!?」
クロ「ボスは基本的に状態異常が通らないのだとばかり思っていましたが」
キキョウ「麻痺が効かないからそういった先入観が生まれたんじゃね?」
アオニ「あり得るね」

死ノ顎マントンマは目を覚ました!

クロ「しかしボスなので目覚めは早いと」
アオニ「うー畳みかけようと思ってたのにー」
ナギット「文句言っても仕方ねーよ、ホラ次来るぞ」

死ノ顎マントンマは大顎振り回しを使った!
ナギットは全て庇った!3ダメージ!

ナギット「この程度じゃパラディンは落とせねーよ」
アオニ「おおー」
クロ「さすがパラディンですね」
キキョウ「きゃーナギットさんカッコいい〜無駄に固〜い!」
ナギット「無駄に言うな。時間余ったからスキル封じの印石使うぞ」
アオニ「そしてあっさりスキル封じになるボスなのであった」
キキョウ「状態異常耐性ガバガバじゃね?」

ガバガバボスはこのあとあっさり倒された。

B30F
DOEプーカが現れた!

プーカ「ぷかぷか」
アオニ「(可愛い)」
クロ「(カワイイ)」
ナギット「(なんだこれ)」
キキョウ「(かわいい)」
クロ「クエストでゴールドプーカ、DLCでニジプーカは見たことありますが、普通のプーカは初めてですねぇ。しかもDOE」
アオニ「タルシス以来だけどやっぱり可愛いんだよねこの子」
キキョウ「でもめっちゃ高速で動いてね?倍速じゃね?」
プーカ「ぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷか」
ナギット「なんか気持ち悪い動きに見えてきた」
アオニ「そう?アタシは可愛いと思うけどなー」
ナギット「可愛いのはいいけどよ、倒し方どうすんだよ」
アオニ「そりゃあいつものDOEと同じでしょ。プーカだからってオーラを纏ってることに代わりはないんだし」
キキョウ「でも超固くね?」
クロ「麻痺を入れて殴っても与ダメ1といういつものプーカクオリティです」

注:プーカは防御力がとてつもなく固いため、どんな攻撃も1ダメージしか与えられないのである!

アオニ「うーむ。じゃあこの子もいつものプーカみたいに辻風の印石で壁にぶつけてダメージを与えるしかないね」
キキョウ「あれって5ダメで固定だもんな」
クロ「強肩の巻物があればよかったんですけど、さすがに用意できてません」
アオニ「初見ダンジョンでプーカが出るなんて誰も思わないもん。リジュネで回復されたら面倒だからトラブルメーカー封印しとくね」
ナギット「ひたすら地味な戦いになりそうだな……」
プーカ「ぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷか」

プーカは助けて魔物さんを使った!
プーカはワープした!魔物がたくさん召喚された!

アオニ「うっわ逃げられた」
ナギット「逃げたとしてもDOEのアイコンは地図上に表示されるからあんまり意味ないんだよな……」
クロ「召喚された魔物は神雷の大印術で足止めしておいて、プーカを追いかけましょうか」

地図上に映るDOEアイコンを頼りにプーカを追いかけ、通路の先で発見した。

プーカ「ぷか」
アオニ「おお、いた」
クロ「さて、どう攻めますか?」
アオニ「電撃の印石で麻痺させてーそこからまた辻風の印石で壁にぶつけるかな」

アオニは電撃の印石を使った!
プーカを倒した!

アオニ「あ」
ナギット「あっさり倒せたな」
クロ「奇跡的に残りHPが1だったんでしょうね」
アオニ「なんだろう、拍子抜けしちゃった……」
クロ「苦戦するよりマシですよ、ええ」
キキョウ「わーい!速の法典だー!」

B31F
黄獣ベスマオが現れた!

アオニ「ええ?」
クロ「おお、またもや亜種ですか」
キキョウ「まーた突進マシンなんじゃね?」
ナギット「めんどくさくてやだな……」

黄獣ベスマオは甲羅突進を使った!
クロは倒れた!

クロ「あーれー」
アオニ「ギャー!クロがー!轢かれたー!!」
キキョウ「すぐ復活するから慌てなくてもいいじゃん」
クロ「ええ。世界樹の葉があれば平気ですが、あの大きいのがすごい勢いで目前まで迫って来る光景はできれば二度と見たくありません」
キキョウ「怖いよな、フツー」
ナギット「ご要望に答えて挑発しといてやるよ。これでクロへの被害はなくなるだろ」
クロ「ありがとうございます」
ナギット「いいよ、前回の貸りもあるし……」

黄獣ベスマオの甲羅突進!
ナギットは攻撃を庇った!麻痺になった!

ナギット「あがっ」
クロ「わお」
アオニ「麻痺の追加効果が!ちゃっかり追加されてる!」
クロ「ここはすれ違いで回復してあげてください。私はルーンの輝きからの攻撃に集中するので」
アオニ「おっけー、クロが動きさえすればなんとか……」
ナギット「はっ!」
キキョウ「ナギットさんおはよーっス。甲羅突進のせいでろくに攻撃を与えられてない俺見てどう思うッスか?」
ナギット「なんで自ら煽られるスタイルになってんだよ」

黄獣ベスマオは挑発を無視してクロになぎ払い!

クロ「ぐはっ」
ナギット「!?」
アオニ「うっそ!そんなのアリ!?」
クロ「アリみたいですね……私の生傷がそう語ってますよ……」
キキョウ「わー超死にそう」
アオニ「コヌアさんのお弁当食べて回復しようねー」
クロ「もぐもぐ……涙の味でちょっとしょっぱいです……」
キキョウ「よしよし」
アオニ「むぅ、まーた何度も甲羅突進してきてめんどくさいことこの上ない感じ……」
ナギット「……さっきの死ノ顎マントンマが状態異常耐性ガバガバだったんだし、コイツもそれで足止めできるんじゃね?」
アオニ「それだ」

ナギットは影縫いの印石を使った!
黄獣ベスマオは足封じになった!

アオニ「ホントだ」
クロ「まだ状態異常でハメられそうですね。私はゾワゾワの巻物を使っておきましょう」
キキョウ「状態異常で足止めできたら一気にクソザコナメクジになった」
ナギット「ホラ、加速の印石使っておくからとっとと倒してくれ」
アオニ「わーいありがとー任せといて!」

ハメたまま撃破した。

ヌシが集結する3つのダンジョンをあっさり踏破したパレッテ一行は、ようやく最後のダンジョンである大集結山脈へ踏み込むのであった。
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