まとめ



 寄る辺ないペトリコールの寂しさは泣くときみたいに鼻が痛むから (秋田藤四郎)


 巡る熱 血潮と共に見た景色 忘れてくれるな我らのことを (膝丸)


 鼓動した喜怒哀楽の日々すべて 覚えていてね僕らのことを (髭切)


 理解とかしなくていいよこの空の青の意味さえ違うボクらは (乱藤四郎)


 神よりも気高く刀より強く人より優しい付喪であろう (乱藤四郎)


 他人などどうでもいいよという顔でありをりはべりいまそかり 空 (髭切)


 どれも皆 同じに見える赤色を悩み見つめるお前の赤い目 (大和守安定)


 自由って無重力みたいなものだから憧れくらいの距離感がいい (乱藤四郎)


 良い天気 良い人 良い子 でも僕は雨も好きだし君も好きだよ (堀川国広)


 爪紅の赤が根元に残ってる見られてもいい距離の近さで (加州清光・極)
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