まとめ
雪が溶けひらいた心の花が咲く 花笑みの春 花と
ばいばいと言うよりも「また明日ね」と手を振るボクら明日を信じてる (乱藤四郎)
理屈とか理論や言葉は枯れ果てた頬の涙は声より雄弁 (鯰尾藤四郎)
彼の人が騙る文字
知ってるよ「待って」が通用しないこと だから俺「いま」愛を叫ぶの (加州清光)
人の手で打たれ語られ騙られた変わらぬものは手の温度 愛 (一文字則宗)
語ること騙ることさえ愛ならば人には見せぬ涙で
僕のこと「あの、」「すみません、」と呼ぶ君へ 僕は宗三で君の兄です (宗三左文字)
「兄さま」と呼ぶ声白く染まる冬 熱を灯した兄の頬笑み (小夜左文字)
雨音に濡れる紫陽花寂しげでどこか僕らに似てる気がした (小夜左文字)
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