強くなった貴方
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私と那月は、家が近くて小さい頃からの幼馴染だった。
お互いに楽器を習っていたから、なおさら気が合った。
小さい頃は毎日のように遊んで、中学生になり周りが異性を気にし始めても尚、私と那月は変わらず仲が良かった。
しかし、気づいたときには、私は那月に恋愛感情を抱くようになっていた。
長年続けてきた友達を、壊す勇気など私にはなかった。
那月はきっと恋愛なんて頭にないし、ましてや小さい頃から一緒だった私に、そんな感情を抱くはずもないだろう。
気持ちだけが募り、苦しい日々が続いた。
大切だから、言えなかった。
もうすぐ中3になるというある日、私に急な知らせが入った。
父の転勤で、東京に越すことになったのだ。
私は那月に別れもなにも告げず、まだ雪の残る北国を後にした。
那月への思いを、この身から振り切るように_______
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お互いに楽器を習っていたから、なおさら気が合った。
小さい頃は毎日のように遊んで、中学生になり周りが異性を気にし始めても尚、私と那月は変わらず仲が良かった。
しかし、気づいたときには、私は那月に恋愛感情を抱くようになっていた。
長年続けてきた友達を、壊す勇気など私にはなかった。
那月はきっと恋愛なんて頭にないし、ましてや小さい頃から一緒だった私に、そんな感情を抱くはずもないだろう。
気持ちだけが募り、苦しい日々が続いた。
大切だから、言えなかった。
もうすぐ中3になるというある日、私に急な知らせが入った。
父の転勤で、東京に越すことになったのだ。
私は那月に別れもなにも告げず、まだ雪の残る北国を後にした。
那月への思いを、この身から振り切るように_______
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